『ひぐらしのなく頃に』 旧アニメの内容まとめ①舞台設定 ※ネタバレ

ひぐらしのなく頃に

人気アニメシリーズの新作『ひぐらしのなく頃に業』の放送開始を機に、今更14年前の旧作アニメ『ひぐらしのなく頃に』『ひぐらしのなく頃に解』を初めて観たので、業での新展開にそなえて内容を整理していきたいと思います。

 

 

 

原作もやってないにわか知識ですが、アニメみたまま(+ちょっとwikipediaで補完)なりにできるだけ分かりやすくまとめていくつもりなのであしからず

当然ネタバレだらけなのでこれから観るつもりの方はご注意を

 

①舞台設定

②キャラクター

③オヤシロ様の祟り

④旧作と新作の違い

 

 

まずは①舞台設定から

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雛見沢(ひなみざわ)村

 

物語の舞台でものすごい田舎。学校も生徒が少なすぎて小学生~中学生でまとめて一クラス。近くに興宮(おきみや)という町がある。モデルは岐阜県白川郷(世界遺産)らしい。

過去にダム建設計画で村丸ごと沈められそうになったが、必死の抵抗運動となんやかんやあって中止になった。

同調圧力がハンパなく村人同士の仲間意識も強いので排他的なのかと思いきや、余所から越してきた前原一家もあっさり馴染んでいるので意外とみんな優しいのかも。

人喰い鬼が住んでいたという伝承があり、オヤシロ様という神様を奉っている。

 

 

綿流し

 

雛見沢で毎年6月に行われるお祭り。

ダム戦争以来この祭りの日になると毎年誰かが怪死し誰かが行方不明になる。これはオヤシロ様の祟りとされていて、直接祟りを受けて死ぬのが一人とそれを鎮めるための生贄が一人行方不明(鬼隠し)になると言われている。

 


雛見沢症候群

 

物語の核心。雛見沢のみに存在する風土病。村人は皆この病気にかかっている。雛見沢を離れたり強いストレスを抱えると発症し、首にかゆみを覚え、疑心暗鬼と被害妄想に駆られて凶暴性が増す。

症状が進行すると周りに危害を与えるようになり、最終段階のレベル5になると首を掻きむしりすぎてそのまま引き裂いてしまい絶命する。

雛見沢に伝わる鬼の伝承は、この病気によって凶暴化した人がまるで鬼のようだったことが元。

この病気の存在は世間はもちろん雛見沢の住人にも知られていないがオヤシロ様の祟りとしての認知はぼんやりされている。

『鬼隠し編』では、親戚の葬儀のため雛見沢を2日だけ離れた圭一が発症してしまう(これで発症するのはかなり稀なケースらしい)。レナや魅音の仕草がいちいち怖く見えるのも、症状が始まって圭一が疑心暗鬼になりかけているせい。

さらに綿流しの日の事件や警察の大石の接触などでストレスが募ってどんどん症状が進行し、魅音がいたずらでおはぎにタバスコを入れたのを針を入れられたと錯覚したり命を狙われているという被害妄想が止まらなくなってしまう。

最終的には自分を元気づけに来た魅音とレナに殺されると思いこみ、サインペンを注射器と見間違えるほど錯乱し2人をバットで撲殺し自分も喉を掻きむしって絶命する。

『鬼隠し編』では圭一目線で話が進むので本当にレナと魅音がヤバいやつにしか見えないが、『罪滅ぼし編』で真実が分かったときには「嘘だ!」て言いたくなる。

 

 

入江機関

雛見沢症候群を研究している組織。表向きは診療所。

誘拐や殺人もためらわず実行する『山狗』という特殊部隊を擁していて、時には非道な人体実験も行う。山狗は普段作業着を着てワゴン車に乗って一般人を装い活動していて、重要な協力者である古手梨花の護衛をすることもある。

機関の研究によって低レベルであれば雛見沢症候群を治療できる薬やワクチン、逆に人為的に発症を促す薬なども開発されているがスポンサー的には軍事利用や金になるかどうかが期待されている。

 

雛見沢大災害

入江機関は雛見沢症候群には『女王感染者』と呼ばれる存在がいると考えていて、女王が命を落とすと48時間で感染者=雛見沢の住人全員が一斉に末期症状・レベル5に到達するとされている。

そしてこれによって起こる2000人規模の大暴動を阻止するため、万が一女王が死んだ際には緊急マニュアル34が適応され、雛見沢の住人全員を皆殺しにする終末作戦が決行される。

女王感染者とは、オヤシロ様の生まれ変わりとして神聖視されている代々の古手家の直系者で、作中では古手梨花のこと。

黒幕はある理由から意図的に終末作戦を起こすことを目的にしているので、梨花の命を狙っている。結果、いくつかの章で終末作戦は実行され雛見沢は全滅することになる。

当然虐殺は隠蔽され、世間には有毒の火山ガスが噴き出たためと発表されるのでこの事件は雛見沢大災害と呼ばれる。

一期の『罪滅ぼし編』ラストは、本来知りえないはずの『鬼隠し編』での記憶を垣間見て自分の過ちを悔いた圭一の想いや、仲間たちの絆によってレナが雛見沢症候群を克服するというアツい展開だったが、二期『解』の一話でその後梨花が殺害されて終末作戦が実行され、偶然助かったレナ以外の村人全員が死亡したと明らかになってだいぶゲンナリした

 

ループ

 

梨花にはいわゆる死に戻りの力があり、昭和58年6月までの人生を100年以上も繰り返している。梨花が死ぬパターンは仲間が雛見沢症候群を発症して襲われたり、山狗の襲撃を受けたり様々だが、必ず昭和58年6月には死んでしまう。死ぬ直前の記憶は持ち越せないのでずっと黒幕の正体にも山狗が裏切っているという事実にもたどり着けなかった。

○○編、○○編といろいろあるのは、この繰り返されるループの一部。

時折梨花が大人びた雰囲気を見せたり、未来を知っているかのような言動をするのはこのため。でもなんやかや言って、あくまで100年小学生を繰り返しているだけでそれ以上の経験はしていないので根はやっぱり幼い子供というのがいい梨花ちゃまの良い所。

ループを抜け出してその先にたどり着きたいと願う一方で、あまりにも長く繰り返してきたので運命は変えられないと諦めてしまっている気持ちもあり積極的に事件を解決しようとはしていなかったが、『皆殺し編』で運命は変えられるということに気づき、『祭囃し編』でついに惨劇を回避し7月を迎えて物語もハッピーエンドを迎える。

 

 

だいたいおおまかな設定はこんなとこじゃないでしょうか。

次は登場人物についてまとめていきます!

 

以上!

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