人気アニメシリーズの新作『ひぐらしのなく頃に業』の放送開始を機に、今更14年前の旧作アニメ『ひぐらしのなく頃に』『ひぐらしのなく頃に解』を初めて観たので、業での新展開にそなえて内容を整理していきたいと思います。
原作もやってないにわか知識ですが、アニメみたまま(+ちょっとwikipediaで補完)なりにできるだけ分かりやすくまとめていくつもりなのであしからず
当然ネタバレだらけなのでこれから観るつもりの方はご注意を
今回は旧作と新作の違いについて
先週放送の『ひぐらしのなく頃に業』第4話で鬼騙し編が終了しました。
当初は鬼隠し編のリメイクかと思われていましたが、随所に微妙に異なる場面があり最終的には全く違う展開、結末となりました。
なので旧作の鬼隠し編と新作鬼の騙し編で異なっていた部分をまとめて何が起きていたのか考察していきたいと思います。
異なっていた出来事
・富竹が綿流しの祭りで部活メンバーと一緒に行動、梨花の演武を激写
→別行動。その別れ際に梨花に意味深に頭を撫でられる
おそらくループでこの夜事件が起きることを知っている梨花が事前に富竹を説得した何らかの策をとったと思われる。
・富竹と鷹野が死体で発見→行方不明
おそらく上の何らかの梨花の策の結果。しかし富竹はどこかに隠れてるとしても本来真犯人のはずの鷹野まで行方不明なのが謎。富竹が<東京>に報告して身柄を抑えたのだとしても富竹の自転車や鷹野の車が放置されてるのが不自然。
・大石が連続怪死事件(オヤシロ様の祟り)被害者と部活メンバーの関わりを圭一には話す→話さない
・圭一が悟史の転校(失踪)の話を聞く→悟史の話自体全く出てこない
・圭一がL5発症しレナと魅音を撲殺する→発症しかけるが踏みとどまる
鬼隠し編に比べて、鬼だまし編では圭一が疑心暗鬼に陥るための要素が減っていた。
新しい出来事
・圭一が鬼隠し編でレナと魅音を撲殺した記憶を断片的に思い出す
・梨花が疑心暗鬼に陥りかけた圭一に助言する
ループの記憶を持つ梨花が惨劇を回避するために行動したと思われる。これによって発症しかけていた圭一も踏みとどまってレナを信じることが出来た。でもその結果は…
・レナの頑張り物語発言
・日付の空白
おそらくレナは罪滅ぼし編のように、父親をハメようとしたリナと鉄平を殺害している。
・レナがL5発症し圭一を殺そうとする
鬼隠し編では本気で圭一を気遣うレナ(と魅音)を、症候群で過度の疑心暗鬼に陥った圭一が自分を殺しに来たと思って殺してしまいますが鬼騙し編ではガチで殺しに来てました。
おそらく、レナがリナと鉄平を殺して精神的に不安定になっていたところに圭一がふざけて警察の振りをしたりバラバラ殺人の話題を出したりした上に刑事の大石と接触していたことで、自分の犯行が圭一にバレていて警察に突き出されようとしていると疑心暗鬼になった結果L5まで行ってしまったんでしょう。
もしかしたらケンタ君を掘り起こそうとしていた時も本当は遺体をバラバラにしてどこかに移そうとしていたのかもしれません。
・入江診療所の改装工事
改装というより機関が撤収しているような雰囲気でしたね。鬼隠し編でもそうでしたが入江は登場しませんでした。
・梨花と沙都子が何者かに殺される
自殺の線でも調べているとのことで、最初は山狗に殺され偽装されたのかと思ったんですが入江機関が機能していないとしたら沙都子の治療ができずにL5に至ってしまい梨花が沙都子を殺して止めた後リセマラに走った可能性もありますね。
細かい違いとかはもっとありますが、全部あげたらキリがなさそうなのでとりあえずこの辺りが主なとこですかね。
鬼隠し編の展開をなぞっているようで、見返してみるとレナが最初に殺人を犯し発症していたとしたら圭一は地雷を踏むような言動ばかりしていたというのが見事でしたね。
最後圭一があれだけ刺されて生きていたのは、途中から圭一もL5まで発症して幻覚を見ていたという説もありますがここは想像するしかなさそうですね。
ある意味強くてニューゲーム状態の梨花が惨劇を回避するため行動していたのにも関わらず悲劇は起きてしまいましたが、こうして見ると過去作のパターンだけでも
・圭一の発症
・レナの発症
・詩音の発症
・鉄平の帰還
・鷹野の終末作戦
と越えなきゃいけないハードルが多すぎて相当なクソゲー感ありますね。
祭囃し編でハッピーエンドを迎えられたのはまさに100年に一度の奇跡だったんでしょう。
さらに今回は、富竹鷹野の失踪や入江診療所の謎の回想など過去にはなかった新要素があるので予想や推理がまた盛り上がりそうですね。
次回からは『綿流し編』ではなく『綿騙し編』ということで、またどんな予想を裏切る展開が来るのか非常に楽しみです!
以上!
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