【仮面ライダーW】 第1話感想

仮面ライダーW

こんばんは!

11/28から、youtubeの東映特撮チャンネルにて『仮面ライダーW』の配信が始まりました!

毎週水曜日に2話ずつ、1週間限定で公開されていくようです。

画像出典:仮面ライダーW
©2009 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

Wといえば、昨年から続編漫画『風都探偵』が連載されたり、12月22日に公開予定の映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』に敵として「アナザーダブル」、ジオウの新フォームとして「ダブルアーマー」の登場が予告されているなど、放送終了から8年経った今でも注目度の高い作品です。

 

 

というわけで、今週から『仮面ライダーW』各話の感想を書いていきたいと思います。

放送当時もリアルタイムで観ていましたが、ところどころうろ覚えなので僕自身も楽しみです!

仮面ライダーW

第1話 Wの検索/探偵は二人

冒頭からいきなりおやっさんこと鳴海荘吉が撃たれるというハードな場面です。

更に敵組織の幹部である「タブードーパント」が登場、記念すべきダブルへの初変身と続きますが、初見では何が何やら全くわかりませんね。この辺の顛末はのちに語られることになります。詳細は映画でやってたような気がします。

 

そしてオープニング。曲は上木彩矢 w TAKUYA『W-B-X ~W-Boiled Extreme~』です。

風にマフラーをなびかせるダブルの姿から始まるカッチョイイ映像も含めて、元気になれるような、とても好きなオープニングです。

主役は桐山漣演じる左翔太郎と菅田将暉演じるフィリップの2人です。

 

2人で1人の仮面ライダーというのも斬新で、体が左右で半分に分かれたダブルの見た目も衝撃的で、当時は受け入れづらかったような記憶があります。

ですが見慣れてくるとこのダブルの見た目はスタイリッシュでこれ以上ない完成されたデザインに見えてきて、相棒である翔太郎とフィリップの関係性が物語の根幹にあるからこそ、『仮面ライダーW』は何年たっても名作として語り継がれているのだと気づきます。

 

オープニング後、時は流れておやっさんから鳴海探偵事務所を受け継いだ翔太郎のところに、おやっさんの娘である鳴海亜樹子が訪れます。

この亜樹子が、視聴者目線に近い感じで探偵事務所やこの街『風都』について知っていきながら物語が進んでいきます。

そしてこの日、探偵事務所に訪れた依頼人は翔太郎の幼馴染の真里奈。行方不明の恋人を探してほしいと言います。

この辺の探偵ドラマとしての面白さと、仮面ライダーとしての面白さが両立している所なんかもダブルの魅力の一つだと思います。最近では医療とゲームという異色の組み合わせを扱った『仮面ライダーエグゼイド』もドラマとしてもとても面白い作品でしたね。

そして、ダブルも仮面ライダー作品なので真里奈の恋人、陽介の正体もやっぱり怪人「マグマドーパント」でした。

ダブルに出てくる怪人・ドーパントはれっきとした怪人というわけではなく、ある意味ただの人間です。この風都ではミュージアムと呼ばれる組織が暗躍しており、使った人間に超人的な力を与える「ガイアメモリ」を売りさばいています。

 

「ガイアメモリ」を使用した人間は「ドーパント」に変身して悪事を働きます。「ガイアメモリ」をばらまいているのはミュージアムですが、それを使うのは一個人なのでドーパントたちはみな、世界征服だとかの共通の目的を持っておらずひとりひとり違った目的のために動きます。なので毎話ドーパントそれぞれに違った背景があり、ドラマがあります。怪人を倒してハイ終わり、ではなくあくまで依頼や事件を解決するのが目的というのも探偵という題材ならではです。

そして今回登場したマグマドーパントに変身する陽介は、リストラされた会社への復讐のためビルを襲撃していました。明らかにやりすぎですが、とても人間らしい動機ですよね。

ガイアメモリには依存性があることから、明らかに麻薬的なサムシングも意識されています。

明るい雰囲気やキャラクターの魅力でごまかされていますが、実は『仮面ライダーW』はとてもリアルでシリアスな物語だと分かります。

相棒であるフィリップと一緒に二人で一人の仮面ライダーダブルに変身した翔太郎は、必殺技のマキシマムドライブ「ジョーカーエクストリーム」でメモリブレイクに成功します。

 

が、陽介は突然現れた謎の怪物に連れ去られてしまい、この事件の解決は次回に持ち越されます。

陽介をさらったのは誰なのか?真里奈の依頼の結果はどうなるのか?

ではまた第2話の感想で!

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