【仮面ライダーW】第6話感想

仮面ライダーW

『東映特撮Youtube Official』 にて毎週水曜日更新の『仮面ライダーW』の感想記事です。

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第6話 少女・・・A/嘘の代償

前回ラストで、本物のアノマロカリスの攻撃により絶体絶命のピンチに陥った楠原親子でしたが、ダブルのルナメモリの力で間一髪助けられました。

またパパが助けに来てくれた、と更に信じ込んでしまうあすかに「ちゃんとあの子に真実を話してやらなきゃ、今に取り返しのつかないことになる」と焦る翔太郎。実際あすかは何度も命の危険にあっているのにパパが助けてくれるから、と全く不安なそぶりを見せません。

仕事にあすかを連れまわすのをやめるようにみやびを説得する翔太郎ですが、「夢の実現のために必要なことです。あすかも理解してくれています」と聞く耳を持ちません。パパが仮面ライダーだなんていう嘘を簡単に信じてしまうような子供に「理解してくれている」なんてよく言えるもんですよね。あすかは明らかに自分の命が危険にさらされていることを理解していません。翔太郎が「親のエゴも大概にしろよ!」とブチ切れるのも100%同意です。

拉致があかないと思ったのか翔太郎は直接あすかのもとへ行き、どうしてパパが仮面ライダーだと思うのか尋ねます。

それは父がいなくなってから毎日泣き続けていたあすかに、みやびがついた嘘のためでした。

「パパは、顔が傷ついてしまって仮面をかぶっているの。パパは風都の平和を守る仮面の騎士になったのよ。これを握って祈っていれば、パパが必ず助けに来てくれる」と。

やっぱりみやびが嘘をついたきっかけは純粋にあすかを元気づけるためだったんですね。最初は優しさのための行動だったのがいつの間にか自分本位になって周りを顧みなくなってしまっているのは3~4話の優子と一緒です。風都の女性の特性なのでしょうか。それとも人間ってそんなもんなんでしょうか。

そんな嘘を信じて立ち直ることのできたあすか。目の前に現れた仮面ライダーが仮面の騎士となったパパなのだと思い込んでしまっても無理はありません。

そんなあすかに本当のことを言ったらどれだけ傷ついてしまうか、悩む翔太郎にフィリップは「相変わらずのハーフボイルドだね」と言葉をかけます。

このハーフボイルドという言葉、2話で出てきたときには嘲るような感じがして翔太郎も顔面グーパンチで返すほどブチ切れてましたが、今回はフィリップの言葉にもどこか温かみが感じられ翔太郎も「うるせー」と軽く流していました。2人の信頼関係が築けてきてフィリップも翔太郎の一見非合理的なやり方を尊重するようになってきたということでしょう。

事件の捜査では、偽アノマロカリスの正体は鷹村の部下だと分かりましたが肝心の鷹村は自分は知らないとシラを切り証拠も出てきません。

そこで偽アノマロカリスのメモリに目を付けたフィリップ。これはガイアメモリの製造経過でできる実験品であり、売人が扱うことはあり得ない、つまり鷹村はガイアメモリ流通に関わる人物だと推測します。

フィリップの推測通り鷹村の正体はガイアメモリ工場の工場長で、ラジコン場の地下はガイアメモリ工場でした。

冴子にいくらでも代えはあると脅され後がなくなった鷹村はついに霧彦さんに手助けを頼みます。怪人同士のダブル変身というのも珍しい光景ですね。

  

フィリップたちも亜樹子の調査であの土地の地下には何かある、と気づきます。

一方、翔太郎はあすかを呼び出しついに真実を話すかに思えましたが、「本当はお前のパパは・・・仮面ライダーだよ!」と持ち前のハーフボイルドさを発揮してしまいます。

そうこうしているうちに突如アノマロカリス・ドーパントが現れてあすかをさらってしまいます。

吹っ飛ばされつつ発信機を命中させる翔太郎の身体能力がハンパないです。

翔太郎はダブルに変身して追いかけますが、謎のドーパントの攻撃を受けます。

そう、ついに現れた霧彦さん/ナスカ・ドーパントです。

その辺のやられ専門ドーパントとは別格の雰囲気を醸し出しています。

このメモリドライバをつけているのは幹部の証である、というのはフィリップたちも認識しているようです。でも園崎若菜がミュージアムの一員であることは一切知らないようなので、お互いどれだけの情報を持っているのかまだわかりませんね。

「一目きみを見た時から、ずっと思い続けてきたんだ・・・真っ二つに割ってみたい、とね!」というサイコ気味な名(迷)言も飛び出し戦闘に突入します。

記念すべき初対面ですが、一刻も早くアノマロカリスを追いあすかを救出しなくてはならないダブルには尻彦さんにかまっている暇はありません。

ヒートトリガーの自爆覚悟の大技で一気に決めてしまいます。互いに戦闘の継続は困難なダメージを負って勝敗はドローといったところでしょうか。

尻彦さんはこんなバカな反撃をしてくるダブルに一層興味を持ったようです。

どうやらこのダメージはフィリップにも反映されてしまうようで、変身を解除してもフィリップの目が覚めません。亜樹子が酢を飲ませたショックで目を覚ますというギャグ的解決をしますが今後の展開では深刻な問題が起きることもあるかもしれません。

再びダブルに変身し、アノマロカリスの隠れ家についた翔太郎。そこには鷹村に呼び出されたみやびも来ていました。

あすかを盾にするアノマロカリスに攻撃の手を止めるダブル。

 

「パパを信じているよな、あすか」と問いかけ、「うん」という言葉を聞くとルナトリガーへ変身、曲がるビームであすかを助け出します。翔太郎はあすかが信じる嘘に付き合う決心をしたようです。

 

さらに逃げるアノマロカリスへ追い打ちをかけます。ルナトリガーめちゃ強いですね。

ライダーの射撃系武器って有効打を与えられないことが多くて冷遇されがちな印象ですが、このトリガーマグナムはさっきのヒートとの組み合わせの高威力技があったりと非常に強力っぽいです。追い詰められたアノマロカリスは巨大化して反撃に出ます。

この巨大化するのってなんか条件あるんでしょうか。2話でTレックスも巨大化していたので生物由来のメモリの特徴なのかもしれません。

水中に引きづりこまれ手も足もでないダブルですが、支援メカのハードスプラッシャーを呼び出します。

 

マキシマム・ドライブ『トリガー・フルバースト』で今度こそ本物のアノマロカリスメモリをブレイク。

 

鷹村が敗北したことで工場を破棄せざるを得なくなった冴子はめちゃ不機嫌です。

「だらしない、どいつもこいつも」と吐き捨てますがこの「どいつもこいつも」って鷹村だけでなくダブルを足止めできなかった霧彦さんも含まれちゃってる感じですね。順風満帆かと思われた尻彦さんの今後が危ぶまれます。

戦いを終えたダブルを引き留めようとするあすかですが、ここでようやくみやびが母親らしい役割を果たします。

「パパを行かせてあげて。もうパパは、あすかだけじゃなく風都のみんなを守らなくちゃならないの、ね?」

あすかは最後にパパにいつものアレをねだりますが、翔太郎には何のことか分かりません。男の仕事の8割は決断だ、と前回言っていましたが決心しても肝心なところでうまくいかないのは翔太郎らしいです。

ここまで来て大ピンチになってしまいますが、こういう事態を見越してしっかりあすかの父の記録を閲覧していたフィリップのフォローにより事なきを得ます。

2人で1人の仮面ライダーならではの連携で、1人の少女の心を救ってみせた素晴らしい話だと思います。

この事件の後、みやびは議員を引退。第二風都タワー計画も無期延期となります。

「いつの日か、そう遠くない未来に母は娘に本当のことを話すのだろう。その日が来るまで、おれたちは彼女の夢を裏切れない。仮面ライダーダブルの使命が、また一つ増えちまったってことさ」という翔太郎の言葉で締めくくられます。

この事件後の翔太郎のまとめもダブルの魅力の一つですね。臭いセリフも翔太郎のキャラに合っていて変な気持ち悪さが一切なく、むしろさわやかな感じさえします。

これまでミュージアムはガイアメモリをばら撒いているだけで表立った行動は起こしていませんでしたが、今回は犯人がミュージアムの関係者で、さらに霧彦さんの参戦もあり徐々に存在感を増してきています。地下に複数の工場を秘密裏に持っているくらいですし相当な力を持った組織であると思われます。

今後はメモリを使った一個人の犯罪だけではなく組織ぐるみの陰謀が関わる依頼・事件が増えていきそうですね。

ではまた来週7話の更新で!

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