一人暮らしでの賃貸物件選びの失敗5選を教える

雑談

進学や就職など、4月からの新生活に向けて物件探しの真っ最中という方も多いと思います。

そこで今回は、これまで6度の引越しを経験してきた私が失敗したと感じたポイントを5点お伝えします。

部屋探しの参考にして頂ければ幸いです。もう決めちゃったよって人は次回に活かしてください。

 

①立地

超基本的なことですが、場所はめちゃくちゃ大事です。

特に、最近はリモートワークやリモート授業も行われていることから駅からの距離は遠くてもいいと思う方も多いと思います。

ですが多くの場合駅の周辺には商業施設等が集中しており、駅から離れた住宅街の物件だとコンビニすら近くにないという場合もあります。

住む前は「多少歩くくらいの方が健康的でいい」とも思ってしまいがちですが、高確率で後悔します。

別に必ずしも駅に近くなくていいですが、近くにコンビニやスーパーがあるかくらいは事前にチェックしておきましょう。

 

②家賃

これも超基本ですが、家賃も非常に重要です。

月給の3分の1くらいが適正とよく言われていますね。

6万円と7万円の家賃では大差ないように感じる人もいるかもしれません。

ですが、本当に気にするべきなのは手元に残るお金です。

例えば月の手取りが18万円で、

水道代・光熱費・ネット代・携帯代で約2万円

趣味や交際費で約3万円

食費、その他で約5万円

かかる人がいたとします。

その場合、この時点で10万円かかっているので

家賃が7万円なら1万円、家賃が6万円なら2万円手元に残ります。

倍違います。

6万円と7万円なら一見たいした違いじゃないように思えても、1万円と2万円だったら同じ1万円の差でも大きく感じますよね。

これが何か月も続くとさらに大きな差になってきます。

これガチの話ですが、私が社会人一年目を終えて全く貯金ができていなかった間に同期は100万円貯金していました。もらっている給料が同じでも心がけ次第でそれだけの差がでます。

よくお金を貯めるには『固定費』を抑えろと言いますが、家賃はその最たるものですね。

 

③洗面台

風呂とトイレが分かれているかどうかを気にする人は多いと思いますが、意外と洗面台までは気が回らなかったりします。

風呂トイレは別だけど洗面台はないという部屋は思いの外多く、その場合必然的に顔を洗うのも歯を磨くのもキッチンか風呂場でしなくてはいけません。寝ぐせを治すのにも一苦労します。

これがあるかないかで家賃の相場も変わってくるのが悩ましいところですが、気を付けて見た方が良い部分ですね。

 

④ロフト

ロフト付き物件は部屋のスペースを有効活用できてメリットが大きいように思えますが、ロフトを寝床にしようと思っている場合は注意が必要です。

上り下りが面倒ってところまでは簡単に想像がつくかもしれませんが、本当に問題なのは夏の暑さと冬の寒さです。

地域や部屋の向きとかによっても変わりますが、ひどい場合エアコンがほとんど届かず熱中症にもなりかねません。

こればっかりは住んでみないと分かりませんが、個人的には避けることをおすすめします。

下のフロアで寝て完全に物置として使うとかならアリです。出し入れ大変だけど、

 

⑤キッチン

個人的にはこれが一番つらかったです。

お湯わかすくらいにしか使わないならいいですが、少しでも自炊をしようという気があるなら注意が必要です。

食への関心は、自分への関心。現代人が「狭いキッチン」で失ったもの

 

こんなキッチンだとどこにまな板置いたらいいかも分かんないし、どうにか置いて食材を切ってもポロポロ落ちていくし、調味料のボトルはバタバタ倒れていくしとにかくストレスがたまります。

2口コンロって情報だけ見てろくに実物を確認しなかったら、画像くらいのスペースでコンロが縦に2つ並んでいるっていう「どう使ったらええねん」っていう物件もありました。

調理するスペース、洗った食器を乾かすスペースがあるかくらいは事前にシミュレートしておいた方がいいでしょう。今は狭いスペースを有効活用するための便利雑貨なんかも多いので工夫次第でなんとかなる場合もあります。

 

他にも管理会社がクソだったとか、

仲介業者がポンコツだったとか、

部屋が1階で風呂上り全裸の時に窓の外のおっさんと目があってしまったとか、

クローゼットの奥行きが短すぎてハンガー掛けたら戸が閉まらなかったとか、

挙げればキリがないんですが、特に自分が「住む前によく考えておけばよかった」と思ったのはこの5点ですね。

 

中には実際に住んでみるまで分からないこともあります。

さらに、第一印象が悪いと普通なら気にならないところまで悪く見えてきたりもします。

自宅の居心地が悪いというのはとんでもないストレスになり、心身ともに大きな負担となってしまいます。

住み始めた後でどうしても我慢ならないってことになったら、思い切ってすぐ引越ししてしまうのも一つの手です。もちろん引越しには手間もお金も掛かるのでできれば最終手段にしたいところですが。

勘違いしている人も多いのですが、賃貸の2年契約っていうのはほとんどの場合

「2年以内に解約してはいけない」のではなく、「2年間住むとこちらが更新料を払わなくてはならない」ことになっています。

住み心地の悪い部屋に長く住んでしかも更新料まで取られるっていうのは損でしかないので気を付けましょう。

ただ、敷金礼金免除してもらったりフリーレント(初月の家賃を大家に負担してもらえる)の条件として1年以内の解約禁止とかってケースもあるので契約書をよく確認してください。

 

最後に、引越しについてアドバイスです。

会社が手配してくれて費用も負担してくれるとかなら気にしなくていいですが、個人で業者を探す場合は必ず交渉しましょう。

基本的に、最初に出された見積もりの半額くらいまでは値切れると思っていいです。

引越しの相場というのは非常に難しく、時期や場所、荷物量などによって大きく変動します。

ですが間違いなく言えるのは「引越し業者にとって一番損なのはトラックに空きがあること」です。

急なキャンセルがあった場合、相場を無視した破格の値段であっても空のトラックを走らせるよりはマシというケースがあるのです。

もちろん向こうも出来るだけ利益は取りたいのでなかなかそんな弱みは見せてくれないと思いますが、言うだけ言ってみる価値はあります。

そんな時に便利なセリフは、

「○○円なら即決するのにな~」と

「××会社は○○円でやるって言ってたけどな~」です。

※嘘はやめましょう

だいたいこれで落ちます。

いくらくらいの値段を行っていいのか分からないという場合は、一括見積を利用するのも手です。

まとめて複数の会社の見積もりをもらったり話を聞けるので、他社との比較をしながら交渉を進めることができます。訪問見積もりでお米をくれる会社もあります。

しかし、いろんなところから鬼のように電話がかかってくるという諸刃の剣でもあります。引越しの話だけならまだしもどこがどう繋がっているのかウォーターサーバーの営業電話とかまでかかってきたりします。

そういう場合は下手に無視していると一生かかってくるので、一度出て「二度とかけてこないでください」と言えばもうかかってこなくなります。

 

そんな感じです。

ここまで話しておいてこんなこと言うのもなんですが「住めば都」という言葉もあります。

完全に理想の部屋というのはなかなか見つからないものなので、こだわりすぎずに妥協点を探っていくのも大切なことです。

「そのうち引っ越すからいいや」と軽い気持ちで選んでしまうのもアリかもしれません。

 

以上!

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