「初心者は○○デッキを組もう」という助言を見て思うこと 【遊戯王マスターデュエル】

ゲーム

遊戯王マスターデュエルがリリースされてからというもの、SNSやyoutubeなどで「遊戯王初心者の人は○○デッキがおすすめ!」みたいな文言を度々見かけます。

 

それはマスターデュエルから遊戯王を始める人にとってとても助かる情報だと思いますが、それでも私は最初に作るデッキこそ「人から薦められたデッキ」ではなく「好きなデッキ」にするべきだと思います。

「好きなデッキ」というのはなんでもいいということではなく、文字通り自分が好きで「使ってみたい」と思えるカードです。

それは原作のアニメやマンガで印象に残っているモンスターでもいいし、誰かのプレイを見て憧れたのでもいいし、イラストを見てカッコいいとかカワイイとか思ったカードでもいいです。

とにかく自分が「使ってみたい」と思ったカードで一度デッキを組んでみてください。

 

なぜかというと、遊戯王に限らずカードゲームは恋愛と同じだからです。

それは遊戯王原作に登場する海馬瀬戸の「青眼の白龍」に対する偏執的とも言える愛を見ていれば明白だと思います。

遊☆戯☆王 / 高橋和希 著

自分が使うカードを好きでいることはゲームを続けるモチベーションに大きく関わり、より上手く使いこなしてあげたいという向上心へも繋がります。

 

カードゲームを遊ぶ行程を恋愛に例えると、

A.「こんなデッキを組んでみたい」と思う

 ⇒好きな人ができる

B.実際にデッキを組んでみる

 ⇒告白して付き合い始める

C.デッキを調整する

 ⇒デートを重ねる

D.デュエルする

 ⇒セッ〇ス

となります。

人から薦められたデッキをそのまま使うということは、大切な過程をすっ飛ばしていきなりセッ〇スするのに等しいというわけです。

 

もう少し具体的なシチュエーションで表してみると、

・ストラクチャーデッキ

 ⇒TENGA

・上手な人の構築やプレイングを参考にする

 ⇒AV男優しみけんのスーパーSEX講座!(FANZA ※18禁

・自分で好きなデッキを考えて構築してデュエルする

 ⇒好きな人に告白して結ばれる

・初心者がおすすめのデッキを聞いてコピーレシピでデュエルする

 ⇒恋愛経験なしの童貞が風俗でプロに筆おろしされる

 

というイメージです。

私は何も、どれが悪くてどれが良いということを言いたいわけではありません。

ゲームなので楽しみ方は人それぞれです。むしろ私はどれも全部楽しいと思います。

ここで私が言いたいのは、風俗でプロとするセッ〇スと大好きな彼女とするセッ〇スでは全く違う別々の楽しさがあるということです。

あくまで傾向の話ですが、初めてを風俗で経験してしまった人はそれで満足してしまうことが多く、症状が進行すると「彼女つくるよりも風俗の方がコスパがいい」などと宣う人もいます。

本人的にはそれで十分満足なのかもしれませんが、傍から見ると哀しい素人童貞でしかありません。

 

カードゲームでもそれは同じで、最初に強いデッキを真似して使う癖がついてしまうと自分で考えたり工夫するということを忘れてしまいがちです。

しかし、

「自分が使うカードを好きになる」

「好きなカードを活躍させるためにはどんなカードを組み合わせればいいのか考える」

というプロセスを経た上でデュエルに勝利すると、ただ教えてもらった強いデッキで勝利するのとはまた違った喜びがあります。

それを知らずにいるのはとても勿体ないことです。

 

既に人から聞いたおすすめデッキを組んでしまったという人も、全く手遅れではありません。

私の友人でも、かつて「彼女と致す前に風俗で練習しておきたい」と言い残して夜の街に消え去った男がいました。

当時は正直「何をバカなことを…」と思いましたが、今では立派にその彼女と幸せな家庭を築いています。さすがに披露宴のスピーチでその話はできませんでしたが

同じように、最初はデッキのコピーから始めたとしてもそれを軸にして新しくデッキ作りに挑戦していくことはいつだってできます。

もしそれで出来上がったデッキが引くほど弱くて全然勝てなくて嫌いになってしまったとしても、それは元々使っていたデッキの良さに改めて気づいて好きになるきっかけになります。

 

とりあえずは教わったデッキをそのまま組んでみたという人も、たくさんデュエルをしてみていろんなカードがあることが分かったと思います。

それで興味を持ったカードがあれば、是非今度は1から自分でデッキを組んでみてください。

きっと今までとは違う遊戯王の楽しさが味わえるはずです。

 

以上!

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