【ネタバレあり】進撃の巨人 第112話 個人的なまとめ・考察 ①アッカーマン一族の謎

漫画

本日12/7別冊少年マガジン2019年1月号が発売されたので、早速kindleで購入しました。

一番の注目は進撃の巨人。紙の書籍で僕が現在集めている唯一の漫画です。

先月分と合わせて一挙2話掲載で同日発売の単行本27巻の続きから読めるといういつもの仕様です。

今回は爽やかな表紙絵とは裏腹にこれまでの謎がいくつか明らかになり、話としても衝撃的な展開を迎えているのでまとめてみたいと思います。

もちろん最新話のネタバレ満載なのでご注意ください。

①アッカーマン一族について

アッカーマンの一族は超人的な戦闘能力を持ち、始祖の巨人の記憶改竄の影響を受けないためフリッツ王家の圧力により迫害されてきたという歴史を持ちます。これまで登場した主なキャラクターにはミカサ、リヴァイ、ケニーの3人がいます。みんな文句なしの超人ですね。

今回明らかになった事実が、

・アッカーマン一族はエルディア帝国が長い歴史の中で「ユミルの民」を弄くり回した結果偶然生まれたもので、人の姿をしたまま一部巨人の力を引き出せる。

・アッカーマン一族はエルディアの王を守る意図で設計されたため、その名残で誰かを宿主と認識した途端血に組み込まれた習性が発動する。

・ミカサがエレンに執着するのはアッカーマンの血が作用し、エレンを守るべき主と認識しているため。

とのことです。

以前リヴァイがミカサに問いかけた「突然何かの力に目覚めたような感覚」というのが「誰かを宿主と認識した瞬間」のものだったというわけですね。

そのためミカサは幼少の頃、死に直面した瞬間にエレンを宿主と認めて力に目覚めたというわけです。

とすると、ケニーやリヴァイにもミカサにとってのエレンのような存在がいたんでしょうか。

真っ先に思いつくのはウーリ・レイスとエルヴィン団長ですね。

しかしケニーが「切り裂きケニー」として暴れていたのはウーリと出会う前からであり、時期が合いません。「切り裂きケニー」時代は普通の人間としての力のみで暴れていて、ウーリとの出会いの後で力に目覚めたという可能性もありますが、特に言及されていないので何とも言えません。

他にケニーの関係者といえば妹のクシェルともっと後に出会ったリヴァイくらいです。

ケニーは不器用ながらもクシェルを気遣う様子を見せていたので、心の奥底ではミカサにとってのエレンのようにとても大切に思っていたのかもしれません。にしてはほったらかし過ぎなので違うかもしれません。本編には登場していない人物という可能性もあります。

気になりますが、物語も佳境なのでこの先の展開で今更この辺が掘り下げられる可能性は引くそうです。

一方で、リヴァイにとってのエルヴィンはどうでしょうか。従うべき主として認めているという点ではしっくりきます。

ですがリヴァイはウォール・マリア奪還作戦の最終局面で瀕死のエルヴィンを見捨ててアルミンを助けるという選択をしています。

エルヴィンを苦しみから解放するためだった感じですが、リヴァイはエルヴィンの最大の望みが「人類の勝利」以上に「地下室の謎を知ること」であると知っていたのにそれを叶えさせなかったことを考えると違うような気もします。でも今回のリヴァイの回想ではエルヴィンへの思い入れの深さが改めて窺えるのでやっぱりそうかもしれません。

ここまで書いておいてアレですが、単にミカサのエレンへの執着がアッカーマン云々関係なく異常なだけのような気もしてきました。

リヴァイの過去を描いた外伝漫画もあるのでそっちに誰か出てくるのかもしれません。読んでないのでわかんないです。そのうち読みたい。

次回はジークの企みについて考察していきます。

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