2020年秋アニメも続々と放送が始まっていますね。
新作だったり続編だったり注目作がたくさんありますが、個人的に特に気になっている一つが『ひぐらしのなく頃に』です。
原作は同人サークル『07th Expansion』監督・脚本は竜騎士07によるコンピュータゲーム作品です。
めちゃくちゃ有名な作品ですが、恥ずかしながら私はこれまでゲームの方もアニメの方も触れたことがありませんでした。
ただアニメ好きを自称しててスルーし続けてるのもなと思っていたところにリメイクされるとのことで、これを機に観始めたんですがまあ面白い。実際リメイクなのか完全新作なのかがまだ分かんないんですが。
現在2話まで放送されていますが、先が気になりすぎて旧作も観始めちゃいました。
旧作は『ひぐらしのなく頃に』と
『ひぐらしのなく頃に 解』
の2シリーズ合計50話で、amazon prime video 他で観ることが出来ます。
他にも2シリーズのOVAが出ていますが、大筋は上の2つ観ればいい感じっぽいです。
私もまだ解の途中までしか観てないクソにわかなんですが、にわかながらまだ知らない人に、どんな作品なのかちょっと紹介していきたいと思います。
大まかに言うと、ド田舎の村を舞台にしたミステリー作品です。
主人公の少年・前原圭一やその仲間たちが巻き込まれる悲惨な運命を回避したいわけですが、ひぐらしの特徴はループ物だってことですね。
第1期のアニメでは全26話が
鬼隠し編 4話
綿流し編 4話
祟殺し編 5話
暇潰し編 2話
目明し編 6話
罪滅ぼし編 5話
と分かれて構成されています。
それぞれ『出題編』と『解答編』に分類されていて、ひたすら謎が増え続ける章と謎がある程度明かされていく章があります。
各章に連続性はなく、平行世界のような扱いですが惨劇に向かうまでの過程や視点が毎回異なっており章を追うごとに段々と事件にまつわる謎が解けていきます。
ある人物だけがこの異なる世界(章)での出来事を記憶していて、前半はひたすら惨劇が繰り返されながら様々な謎が積み重なり、後半ではその人物が主人公のようになりどうやって惨劇を回避していくかという流れになっていきます。
そして視聴者の目線では一つ一つの事件の謎が繋がって全てを操る黒幕が浮かび上がってくるんですが、登場人物たちは極一部を除いて他の章の記憶を持っていないので僅かな記憶と仲間たちとの絆を頼りに敵に立ち向かっていきます。
そんな構成なので「これどういうことだったの?」て謎が明かされるのが何話も先だったりします。
ググりでもしたらあっさり答えは出てくるんですが、根気よく見続けていくと「これそういうことだったんか!」て分かる感動があるのでちゃんと楽しむにはちょっと我慢が必要ですね。
なのでこれから観る人はある程度まとまった時間が取れる時に一気見することをおすすめします。
今放送している新作の『ひぐらしのなく頃に 業』は、実はリメイクではなく完全新作らしいので今後どういう展開になるのか全く予想はできません。
私も新作の一話をいきなり観て引き込まれたので、たぶんいきなり観ても楽しめるとは思うんですが過去作も観ていた方がより楽しめると思うのでまだ観てない人は是非観てみてください!
ちなみにミステリーとは言っても、そもそも平行世界やループというSF的な要素があったり、架空の病気が出てきたりと現実的はない設定や話の展開が多分にあるのでリアル系の推理物を期待している人にはちょっと合わないかもしれないので注意してください。
この作品の魅力はだんだんと謎が明らかになっていくカタルシスと、キャラクターたちが事件に関わって豹変していくギャップ、それでも力をあわせて惨劇に立ち向かっていくドラマだと思います。
キャラクターのことで言うと、主人公たちのグループはもちろんなんですけど意外にもカッコいい大人キャラも多いんですよね。いい奴だと思ってたら外道だったり、そうかと思えば実はめちゃくちゃいい人だったりと掌返し続けると思います。
気になった方はチェックしてみてください!
以上!
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