デカダンス DECA-DENCE 第5話『differential gear』新ステージ解放?【アニメ感想】

アニメ

デカダンスの第5話『differential gear』の感想を書いていきます!

サブタイトルの『differential gear』は、自動車とかでも使われている作動装置のことですね。物語的には大きな分岐点を迎えています。

 

第5話 differential gear

あらすじ

必敗の戦いが幕を上げる。”かの力”の戦士らとともに出撃するナツメだが、チート級の《ガドル》の前に手も足も出ない。そんな絶体絶命のピンチを、カブラギが救う。

脚本 : 瀬古浩司 絵コンテ・演出 : 上村泰 総作画監督 : 栗田新一 作画監督 : 中山見都美、月田文律、山口菜

第5話にして史上最難関ミッションが始まってしまいました。

ギアの部隊が全滅していたのに対してナツメはわりと善戦してましたね。

Sランクとかは基準がよく分からないので何とも言えませんが、一般のギアとは明らかに一線を画す実力です。バグだから強いってことはないと思いますが、カブラギさんの教え方が良かったのか元々素質があったのか。

部隊みんな同じレベルなら普通にガドルアルファ(霧ガドル)にも勝てたんじゃないかって気がします。

とは言え、やはりシナリオ上攻略不可能と言われただけあって結局はナツメでも歯が立たず助けに来たカブラギでも逃げるのがやっとという強さでした。

ですが仲間を見捨てて逃げることなんてできないナツメはガドルの前に引き返してしまい、カブラギは霧ガドルと戦わざるを得なくなってしまいます。

ここでナツメが大人しく逃げてればこの後カブラギがあんなことになることもなかったんですかね。まあナツメの性格や、前回カブラギの制止を振り切って出撃した経緯を考えると仲間を見捨てて逃げるなんてことはあり得なかったですが。

ナツメを助けるために覚悟を決めたカブラギは、ミナトの制止を振り切ってリミッターをも解除して霧ガドルを打倒してしまいます。

ここのカブラギの動きはまさにチート級(というかチートそのものなんだけど)に圧巻でしたね。

実際のゲームでも強制負けイベントを無理やりクリアしてしまうプレイヤーっていますよね。

だいたいそれでも、勝ったはずなのにシナリオ上は勝手に負けたことにされてシナリオが進行したりするもんですが、現実を舞台にしたゲームであるデカダンスではそんなことできるはずもなく完全にゲームシナリオが破綻してしまい、未完成の超巨大ガドル『スターゲイト』が偶発的に出現してしまいました。

 

ここではっきり、ガドルはデカダンスの運営によって製造されていると分かりましたね。時間差があり今回は間に合わないとのことでしたが、本部から強制的に活動停止させることもできるみたいです。

てことはやっぱりタンカーも生き残った人類ではなくソリッド・クエイク社に作られたものなんですかね。まだ分かんないですが。

 

カブラギのさらなる活躍でスターゲイトまで撃破してしまいましたが、その影響かユーラシア大陸を覆っていたゲートが消え、その外には1話にも出てきた大型ガドル『ダイガンド』が何匹も闊歩していました。

ネストをつぶしてようやくガドルとの戦いが終わったと安堵していたタンカーたちの絶望と、新ステージだ!と沸き立つギアの対比が印象的でしたね。

そしてリミッター解除というチート行為を行った上、ゲームのシナリオを歪めてしまったカブラギはフギンに「世界にバグは必要だ」と言い放ち処罰されてしまいます。

 

アバターのカブラギは死亡したと思ってよさそうですが、本体のサイボーグ、カブラギはどうなっているのか今のところ謎です。

ナツメからしたら、急に行方不明になってしまったって感じなんですかね。

ドームの外の世界が表れたことと言い、ナツメがこの世界の仕組みに気づくきっかけになりそうです。カブラギ組のフェンネルとか、孤児院で一緒だったリンメイとか1話以降ほとんど出番がないので、今後はタンカーたちと世界の秘密を探っていく感じになるんですかね。まあ探ろうにも現状ほとんど手掛かりないだろうしナツメ以外はシステムで管理されているはずなのでどうなってくのか全く予想付かないんですが。

 

カブラギはどうなってしまったのか、ナツメたちタンカーはこれからどうなるのか、また次回が気になりますが次回予告は既にweb公開されています。

 

第6話 radiator

あらすじ

《ゲーム警察》に捕まったカブラギは、バグ認定されたサイボーグが収容されるバグ矯正施設へと送られる。
そこで再会したのはバランサー時代の僚友、ドナテロとターキーだった。

脚本 : 瀬古浩司 絵コンテ : サトウシンジ 演出 : 三浦慧 総作画監督 : 栗田新一 作画監督 : 緒方歩惟、武内啓

 

カブラギの本体は生きていて、かつての仲間のドナテロと合流するみたいです。この先はカブラギをナツメはそれぞれの仲間たちと一緒にシステムに抗っていっていく感じになるんですかね。

今回、Sランクのギアにドナテロにそっくりで声も同じ小山力也さんのドトキンってキャラが出てましたけどなんか関係あるんですかね。

 

サイボーグにも兄弟とかいるんですかね。ランカー時代のファンがアバターを真似てるとかもありそうですが。

 

次回から新展開でますます目が離せませんね。

以上!

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