ひぐらしのなく頃に業 第15話 猫騙し編 其の弐【感想】

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ひぐらしのなく頃に業

第15話 猫騙し編 其の弐

あらすじ
あと5回だけ、惨劇の運命に立ち向かうことを決めた梨花。
次の世界で、部活のメンバーとともに興宮のおもちゃ屋を訪れた梨花は、懐かしい人物との再会を果たす。

 

前回、「あと5回頑張ろう、それで駄目なら…」と決意した梨花ちゃまでしたが、なんと今回いきなり4死してしまいました。ネコの生命保険でもアウトです。

今回一番衝撃的だったのはやはり赤坂が発狂したことですね。

 

赤坂が来れば勝てるみたいなイメージだったのでこれは本当にやられたなって感じです。

多くの視聴者もそう思ったようで、twitterでは一時「赤坂発症」がトレンド入りするほどの大騒ぎとなっていました。

さらに赤坂に続いて旧作でも発症することのなかった園崎茜、公由村長が発症し最後には「業」では一度も発症も死亡もしていなかった圭一が発症してしまいました。

もうこれまでの前提全てをひっくり返すような怒涛の展開でしたね。

 

中でも気になったのは赤坂と圭一の暴走の仕方で、どちらも「寄生虫を根絶やしにする」「蛆虫病の特効薬を探す」という明らかに誰かにそう吹き込まれたのでないと思いつきもしないであろう目的を持っていました。

これは旧作の「罪滅ぼし編」でレナが鷹野のノートを読んで宇宙人の侵略がどうこうとか園崎家が寄生虫の兵器を作ってるとか言いだしたのとそっくりですね。

つまりこれは明確に悪意を持って2人を発症させ、梨花を殺すように仕向けた「黒幕」が存在しているということを示唆しています(たぶん)。

じゃあ誰がそんなことをしたのって話ですが、現状怪しいのは

いちいち挙動が思わせぶりな沙都子と

動向がほぼ不明な入江診療所のメンバーの入江、鷹野、富竹ですね。

 

で今回もう一個感じたのが、「ことごとく視聴者の予想を裏切る展開が起きる」=「梨花にとっても立て続けに予想外のことが起きている」ってことです。

この4回に限らず業ではずっと「以前の雛見沢とは違う」ということが強調されていますが、これって黒幕の目的の一つが「梨花を出し抜くこと」そのものなんじゃないかって思うんですよね。

もし鷹野がループして祭囃し編で敗北した記憶を持っていて、「雛見沢症候群を利用して祖父の研究の意義を示す」という目的が「羽入と梨花を倒して自分の優位を証明する」みたいにすり替わっていたらことごとく梨花(視聴者)にとって予想外なことばかり起きるのも納得できます。

まあこれはこれはストレートに「今回も普通に鷹野が黒幕」っていう勝手な結論ありきの推測なんですが。

 

ともあれ梨花が決めたルールではあと1回頑張ってダメだったらもう諦めるというので、メタ的に考えるとこの最後の1回で何か状況を打開するような一手を見出すはずです。

猫騙し編其の参ではまた驚きの新展開が見られそうですね。

 

以上!

 

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