【鬼滅の刃】第196話『私は』の感想を書いていきます!
もちろんネタバレになるので、ご注意ください!
前回は禰豆子の登場で終わりましたが、今回はその禰豆子の回想シーンから始まりました。
鬼になる前、なってからの多くの人との出会いの記憶が走馬灯のように浮かびながら徐々に人間の身体に戻っていく演出にはぐっと来ちゃいましたね。
一方で無惨様は相変わらずのピンチ。
とうとう最終手段である分裂しての逃走を試みますが、なんとこれも珠世様の薬の隠された効果で妨害されてしまいます。
薬の効果は全部で四つあり、先週までの
・人間返り(解毒済み)
・急速老化(食い止めるために消耗中)
に加えて
・分裂阻害
・細胞破壊
がさらに効いてきたという状況です。
細胞破壊の効果により今回無惨様は吐血までしています。
もうここまで来たら、実は第五・第六の隠された効果もあったとか言われても驚きませんね。
あとになって人間返りがまた効いてきたとかもあるかもしれません。
更に負傷を負った柱たちもまだ生きていることが明言され、死ぬまでは戦うというフラグも立ったのでいよいよ後がなさそうです。
あとは「分裂して逃げる」という普通に考えたらラスボスとしてはこれ以上はないっていう奥の手をさらに越えてくるような奥の手を無惨様が持っているかどうかですね。
なんかありますかね、これ以上に使うことをためらうような手って。
考えられるとしたら使ってしまうと後の平穏な生活に支障が出るようなものとかですかね。例えば、変身してめちゃくちゃ強くなるけど人間の見た目に戻れなくなるとか。
半天狗のように追いつめられることでパワーアップすることもあるかもしれません。
あとは、タイミング的に禰豆子を人質にとるとか。鬼殺隊のメンバーは皆自分の命すら惜しまないので人質作戦なんかが効くとは思えませんが、炭治郎にとっての禰豆子だけは別なのでワンチャンあるかもしれません。
ただ、人質なんて小物中の小物がとる作戦やってしまったらその時点で無惨様の敗北フラグは決定的になってしまいますけど。
それに禰豆子はお館様と父炭十郎の後押しでここまで来ているので、これで無惨様が有利になるような結果になったらこの2人なんやねんって話になるのでない気がします。
逆に何か別の手段で無惨様が逆転するけど、禰豆子のおかげで勝つ道が開ける展開の方がありそうだと思います。
禰豆子が鬼のままだったら爆血で柱や仲間たちを解毒・回復させるって予想ができたんですけど人間に戻った禰豆子に何ができるのかは全くの謎ですね。
実は炭治郎の日の呼吸・十三の型の解釈が間違っていて、禰豆子が加わることで真の十三の型が完成、あるいは新しい十四の型が生まれるとかだったらベタだけど熱い展開ですよね。
とはいえここ数週の無惨様のダメっぷりを見ていたらこのままやられて禰豆子に勝利宣言されるだけなんじゃないかって気もしてきます。
さすがにもう一山くらいはああると思うんですけどね…
いずれにせよ、「鬼になってやりたい放題して人間の敵となった無惨様」と「鬼になっても人を守ろうとし続け、たくさんの人間に認められてきた禰豆子」の二人が相対することは、『鬼滅の刃』という作品全体のテーマが詰まったような重要なシーンになると思っています。
はたして来週、無惨様はピンチを打開することができるんでしょうか
以上!
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