『SSSS.DYNAZENON』感想 最高の最終回だった!【ダイナゼノン】

SSSS.DYNAZENON

SSSS.DYNAZENONが第12話『託されたものって、なに?』で最終回を迎えました。

 

1クールのみと短いお話でしたが、観てるこっちからしてもいろんな情動が湧いてきて、一言で言うと最高の作品でした。

もちろんロボットものとしての合体や戦闘シーンもアツいものがあったんですが、人間ドラマの部分も個人的にかなり好きでしたね。

 

 

前作のSSSS.GRIDMANも最高ではあったんですが、今作は合体ロボットものと言うこともあって各キャラクターたちの関わり合い、特に蓬と夢芽の関係性の変化がとても丁寧に描かれていました。

そしてそれを繋げたガウマが、最期の瞬間に姫からダイナゼノンを託された意味を悟った瞬間とかは思わずうるっと来てしまいましたね。

 

 

悲願だった姫との再会は叶いませんでしたが、それに勝るとも劣らない大切なものがガウマにできたっていうのは悲しい結末ではありますが報われたように思います。

 

そして3か月後の文化祭での蓬と夢芽の最高の笑顔でもう完全にやられちゃいましたね。

 

なんかもう最近お爺ちゃん化してるのか分かんないんですけど、悲しい場面よりもこういう幸せな画を見たときの方が涙腺に来ちゃうんですよ。

 

ダイナゼノンが他のアニメと違うのって、間の取り方がほんとに絶妙なんですよね。

会話の途中で不意に無言になって下手したら「放送事故じゃね」って思いかねないような微妙な間がちょいちょいあったんですが、それがリアルな空気感を生み出してました。なかなか他のアニメでは真似できない演出だったと思います。

会話と言えば、クライマックスのシズムと蓬の会話も印象的でした。

 

怪獣による自由を求めたシズムに対して、蓬の「俺は自由を失うんじゃないよ。かけがえのない不自由をこれから手に入れていくんだ」というセリフ。めちゃくちゃ痺れました。

このセリフもたぶん夢芽や仲間たちとの出会いがあったからこそ出てきたセリフなんですよね。

友達がたくさんいたら付き合いとか面倒なことは増えるけど、友達がいない自分の自由に好き勝手できる人生の方が幸せかというと、たぶんそんなことはないですよね。

これまでの積み重ねがあったからこそ、蓬が不自由を選んだ説得力がありました。夢芽と付き合うとか明らかに不自由多そうですもんね(笑)

 

そして最後にまさかの続編予告。

予告と言っても「GRIDMAN×DYNAZENON」という文字だけで時期も分からないし映画なのかテレビシリーズなのかも分からないし、そもそもアニメなのかどうかも分かりませんがなんにせよ楽しみですね。

 

というわけで最高の最終回でしたが、一個だけ不満がありました。

それが、ダイナソルジャー・ダイバーコンバインが出なかったことです。

蓬とガウマの出会いが全ての始まりだっただけに、蓬とガウマのタッグ合体は本当に楽しみにしてたので残念でした。是非続編かコミカライズとかあるならどっかで実現してほしい。

ちなみにおもちゃだと出来るらしいです。

 

 

このタイミングで再販するとか、別売りのゴルドバーンとグリッドナイトも合体してカイゼルグリッドナイトになれるとか、ほんと商売が上手い…

 

私はちょっと金額的に手が出せないんですが、11月にプラモも出るのでそっち買うかもしれません

 

 

以上!

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