デカダンスの第7話『driveshaft』の感想を書いていきます!
サブタイトルの『driveshaft』は、機械の駆動軸なんかのことですね。
この回が大きな転換期であることを示している感じがします。
第7話 driveshaft
あらすじ
ナツメに会うためにデカダンスへとログインするカブラギ。しかしそこは激しい戦場となり、ついにタンカーたちの居住区まで《ガドル》の侵入を許してしまう。
脚本 : 瀬古浩司 絵コンテ : 熊澤祐嗣 演出 : 大矢雄嗣 総作画監督 : 栗田新一
作画監督 : 若山和人、三島詠子、南井尚子
カブラギが一ヶ月ぶりにログインすると、デカダンスのタンクの街の外壁に大穴が空いてガドルの襲撃を受けていました。
ギアたちも戦ってはいましたが、街の中でタンクを守っていたのはタンカー出身のかの力メンバーだけです。
たぶんタンカーがどうなろうとゲームのスコア的な意味で何の影響もないから興味ないんでしょうね。
ミナトも、増えすぎてしまったタンカーを間引けるというようなことを言っていて、せいぜい家畜程度にしか思っていない感じです。
ここでまた分かんなくなっちゃったんですが、前回でタンカーもガドルと同じようにデカダンス運営によって作られた存在なのかなって思ったんですがミナトのセリフからすると数を制御できてない=自然生殖で増えてるみたい何ですよね。
とするとやっぱりタンカーは生き残った本物の生身の人類なんですかね。
前回サルコジがタンカーを偽物って呼んでたのが気になりますが、そもそも全てのサイボーグが正しい歴史認識を持っているとは限らないので判断が難しいですね。まあそこそんなに重要な問題かっていうと微妙な気もしますが。
おそらくこの物語のゴールは、被支配者であるタンカーが自由を手にしてデカダンスの外での暮らしを取り戻す的なところだと思うので、タンカーの正体がオリジナルの人類だろうと作られた存在だろうとあんまり関係ないのかな。
間引きがミナトの個人的な考えなのかシステムの意向なのかは分かりませんが、システムの意志だとしたらタンカーが壁を修復するという行動は大きなバグですよね。しかも、この動きの中心にいるのはナツメなのでフギンの言うバグがバグを生むというのは正にその通りだったわけですね。
そしてついに、カブラギとナツメが再会しました。
ついにって言っても離れてたの1話分だけですけど。ほんとスピード感パナいっすね。
カブラギはただナツメの無事を自分の目で確かめて、話がしたかっただけなんですね。自分の正体がカブラギ本人であることも言うことはありませんでした。
しかし、気丈にふるまうナツメが不意に流した涙を見てデカダンスをブッ潰す覚悟を決めます。ここ若干の唐突感はありましたがカッコいいシーンでしたね。
まあ元気な少女が自分の前でふと見せた弱い面というギャップでコロっといっちゃうというのは仕方ないことです。
矯正施設のバグたちを前にカブラギが「ガドルを死滅させる」という発言をするとみんな「本物のバグだと」馬鹿にしてましたが、ドナテロだけは真面目に話を聞いてくれて大物感がありましたね。まあカブラギもドナテロもどっちも本物のバグってだけとも言えますが。
次からはいよいよカブラギ達バグがシステムに反旗を翻していくことになりそうですね。
感想書くの遅すぎてもう第8話放送されちゃってますが、今回はこの辺で…
以上!
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