【電光超人グリッドマン】 第3話感想

グリッドマン

電光超人グリッドマン

第3話 電話パニック危機一髪 火山怪獣ボルカドン登場

あらすじ

前回バモラが現実世界に出現しかけた影響で、世間では怪獣とヒーローの素材が噂されるようになっていました。怪獣なんているわけないという意見が大多数ですが、グリッドマンの姿をばっちり目撃した大地はテレビのインタビューに出演して得意になっています。

そんな大地と、一平の妹・カナはかくれんぼの最中にコンテナ車に閉じ込められてしまいます。

一方、コンピューターワールドでは怪獣ボルカドンが出現。電話局のコンピューターを破壊し、助けを求めるカナの携帯電話もつながらなくなってしまいます。

一平はカナを捜索に、直人は怪獣と倒いに、現実世界とコンピューターワールドで2つの戦いが始まりました。

 

感想

今回の武史

今回の武史の怒りの理由は電話です。同世代の女の子が公衆電話で楽しくはしゃいでいる一方で、武史にとって電話とは母から命令されるだけの物で、憎しみの対象のようです。

直人、ゆか、一平の3人はそれぞれ家族も登場しており、円満そうな家庭が描かれています。しかし武史は立派な豪邸に住んでいるわりに家族は一切現れず、母親の存在が示されたのも今回が初めてでした。

普段武史は家にひとりぼっちで、たまにくる母からの連絡も一方的な命令のみだとすると、この家庭環境が武史が歪んでしまった原因なのかもしれません。

一平の活躍

今回、Gコール(グリッドマンからの緊急通信)を受け取った直人は怪獣と戦いに、一平はカナと大地を探しに、それぞれ別行動をとります。ヒーローの戦いと他の人物の活躍が並行して描かれるのはアツいですね。「ダメだ、見つかんねえ」と普通に帰ってきた一平には笑いましたが。

やはり2人を見つけるには電話回線を復旧させないといけないということで、ゆかは戦闘中のグリッドマンに「お願い!電話回線を修復して!」と頼むとグリッドマンは「了解!」と怪獣の攻撃を受け流し即座に回線を復旧させます。このやり取りで僕はなぜか彼岸島を思い出しました。

一瞬ですがカナとの電話がつながり、カナの居場所を見つけだした一平はレスキュー隊を呼んで2人を救出します。

グリッドマンと合体できる直人と違って普通の中学生の一平ですが、妹を助けるために奮闘する姿はかっこよかったです!

火山怪獣ボルカドン

・背中にいくつもの噴火口を持つ

・高熱の火山弾がつぶてとなって何もかも破壊しつくす

火山弾と突進攻撃で一時はグリッドマンを圧倒しますが、噴火口を潰されてしまい怯んだところにグリッドビームの直撃を受けてやられてしまいます。合掌。

 

電話

このドラマの時代設定が放送当時の1993年そのままだとすると、今から約25年前になります。

今ではみんな、ポケットにらくらく入るスマートフォンを使っていますが25年前の携帯電話はこんなに大きかったんですね。

技術の進歩を感じるとともに、それだけ前の作品が今になってアニメ化し愛されているところも感慨深く思います。

ではまた、4話の感想で!

コメント

  1. アカネ より:

    >世間では怪獣とヒーローの素材

    「素材」ではなく「存在」

  2. 私のメロン より:

    今ほど携帯が普及してなかった時期にもう携帯を取り入れたエピソード作ってるんだなぁ…
    FAX使うカーンデジファー様 電話料金すごそう

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