映画『トランスフォーマー ビースト覚醒』観てきたので感想【ちょっとだけネタバレ】

映画

8/4から公開された映画、『トランスフォーマー ビースト覚醒』を観てきました!

公式サイト↓
https://tf-movie.jp/

なので感想書いていきます!

最初に言っておくと、私は映画トランスフォーマーシリーズはほとんど観たことがなく(第一作くらいは観たはずけど全然内容覚えてない)、アニメのビーストウォーズはめちゃくちゃ好きだったという人です。

たぶん同じよう感じの人多いんじゃないでしょうか。

今回の映画、ビースト覚醒はそんな私でもめちゃくちゃ楽しめる内容でした。

というのも、映画トランスフォーマーシリーズは全部話が繋がってるわけじゃなくて、途中で完全に別の世界線の話に変わってるらしいんですよね。だからあんまりこれまでの話の流れとかは関係なく、初めて観ても普通に理解できました。

一応、前作のバンブルビーとは話が繋がってるらしいので、これだけは観ておくとより楽しめるかもしれません。

で『ビースト覚醒』ですが、めちゃくちゃ面白かったです。

話としては、おなじみの『オプティマス・プライム』率いる正義のロボット生命体チーム『オートボット』が地球から母星『セイバートロン星』に帰ることが出来ずにいたところに、その鍵となる『トランスワープキー』が現れ、それを巡る、『オプティマス・プライマル(名前がややこしいけど、僕らの知ってるゴリラコンボイ的なやつ)』率いる『マクシマル』(ビースト軍団)と『スカージ』率いる悪の軍団『テラーコン(ユニクロンっていう、惑星を食べちゃうマジやべーやつの手下)』の戦いに地球が巻き込まれていってしまうという感じです。

 

ちょっとややこしいので箇条書きで整理すると

・オートボット

車からロボットに変身する人たち(一応正義側)

母星に帰りたいけど地球から出られず困ってる。

人間のことはあんまり信用してないけど、『トランスワープキー』を入手して母星に帰るため人間に協力を求める。

・マクシマル

動物からロボットに変身する人たち(正義側)

どっかの惑星で『トランスワープキー』を守っていたが、テラーコンの襲撃を受けて惑星は破壊され、生き残りたちが『トランスワープキー』を持って地球に逃れていた。

何百年も前から人間の部族と信頼関係を築いて協力し合っていたが、分割して隠していた『トランスワープキー』の一部が人間に発掘されたことで今回の事件が起きてしまう。

・ユニクロン

悪者。ザ・ラスボスって感じ。

めちゃくちゃデカくて、惑星をまるごと食べちゃう。お腹が空いてたまらないので、宇宙中の惑星を全部食べちゃうために『トランスワープキー』を狙っている。

・テラーコン

車とかサソリとかからロボットに変身する人たち(悪側)

ユニクロンの忠実な部下で、ユニクロンから超すごいパワーをもらうかわりに心を操られているのでよくパワハラされるが逆らえなくなっちゃってる。

ユニクロンの命令で『トランスワープキー』を手に入れようとしてマクシマル達の母星に侵攻したが、プライマル達には逃げられて『トランスワープキー』も見失ってしまう。

その後、『トランスワープキー』の反応をキャッチして地球に襲来してくる。

・人間

主に2人のメインキャラクターが登場。

『トランスワープキー』を巡る戦いに巻き込まれ、オートボットやマクシマルを疑いながらも地球を守るために同行し、なんやかんやあって信頼し合って一つの宇宙を守るために結束してテラーコンとの決戦に挑む。

 

こんな感じです。

各勢力が入り乱れての戦闘シーンには非常に迫力があり、退屈する場面が一切ないとても面白い映画でした。

ネット上の感想とか見てると、人間側のドラマパートが長すぎるって意見をよく見たんですが、個人的にはそんなこともなかったかなと思います。

宇宙人のロボット同士の戦いというだけだとあまりに現実離れした話ですが、人間のキャラたちの目線がしっかり描かれたことで感情移入しやすくなっていたと思います。

 

ただ、ちょっと残念に思った部分はあって、これはもしかしたら私が映画トランスフォーマーシリーズをほとんど観ていないただのビーストウォーズ好きだったから思ったことなのかもしれませんが、ビースト(マクシマル)の活躍シーンがあまりにも少なかったです。

 

あくまで主役はオートボットたちで、マクシマルはゲストで脇役、といった感じでした。

本当にビーストたちの見せ場がなかった。

単独で早めに合流していたエアレイザーは比較的目立ってましたが、なんと一度も変身しないまま〇〇してしまいます。

そしてその他のマクシマル達は冒頭でちらっと出たあとは後半まで全く登場せず、リーダーのオプティマス・プライマル(ゴリラコンボイ)はけっこう喋ってましたがチーターは数えるほどしかセリフがなく、ライノックスに至っては全くしゃべりません。ただでさえ登場キャラ数も絞られてるのに、出てるキャラでさえこれってのは本当に残念だった。

一斉変身するシーンはアヴェンジャーズ・エンドゲームみたいでカッコよかったですが、最終決戦で敵味方入り乱れての大乱闘なので全然どういう姿なのか分かりませんでした。

ちょっと落ち着いて全身しっかり映してくれるシーンが欲しかった。

しかもそのためにパンフ買ったのにパンフにも変身後の絵とかほとんど載ってなかったし。

 

これに対して、オートボットはしっかり全員に見せ場というか、印象的なシーンがあったのでかなり格差を感じてしまいましたね。

まあ唯一プライマル(ゴリラ)だけは多少戦闘で目立っていましたがそれでも全然物足りなかった。アーシーの方が目立ってたくらいです。

オートボットには1人1人、「このキャラはこのシーンだよね」みたいな決めのシーンがあったのに、ビースト側はそういうのがマジでなかったですね。

主人公の相棒的ポジションだったオートボットのミラージュがかなりいいキャラしてたんですが、このポジションをマクシマル側に譲ってくれてたらだいぶ印象違ったんじゃないかと思います。

キャラ同士の関係的にも、オートボットと人間が信頼関係を築いていく話がメインだったのでマクシマルと人間主人公の絡みはほとんどありませんでした。

 

結局マクシマルは出番やセリフ自体が少ない上、美味しいところも全部オートボット側が持ってっちゃってたのでビーストウォーズ感目当てで観に行った私としては微妙だったと言わざるを得ません。

 

ただおそらく、従来の映画トランスフォーマーファンからしたらオートボット達の大活躍も外せないシーンなので、消去法的に人間側のシーン減らせって意見が多くなったんじゃないかなと思います。

 

後で聞いた噂によると、これ3部作の1作目という位置づけらしいので、ビーストの活躍には今後に期待ということなのかもしれませんね。

 

最初に言ったように、期待していたよりもビースト成分が薄かったというだけで、映画としてはめちゃくちゃ面白かったのでまだ観てない人はぜひ映画館に観に行ってください!

 

以上!

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