2022秋アニメを振り返る

2022秋アニメ

明けましておめでとうございます。昨年も当ブログをご覧頂きありがとうございました。

この度一身上の都合で名前を変えましたが、今年もよろしくおねがいいたします。

 

史上まれに見る大豊作と言われた、10月~12月に放送された2022秋アニメですが、期待大だった作品が伸び悩んだり意外な作品が話題をかっさらったり目まぐるしいクールでしたね。

11月頭にランキングを発表したので、終わってみてどうだったか改めてランキングしつつ振り返ってみたいと思います。

ランキングは完全に個人的な好みなので悪しからず。

 

 

 

15位(前回15位) 勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う

キャラは可愛かった。追放系って普通の異世界なろうにさらに輪をかけてキャラがバカになるよね。

 

14位(前回12位) 宇崎ちゃんは遊びたい!ω

久々の運動でいきなりベンチ100kg 10回×3セットできる大学生は化物の類だと思う。

 

13位(前回13位) 不徳のギルド

良きスケベアニメでした。スケベアニメはこれくらいのバランスがちょうどいいと思います。

 

12位(前回11位) ピーター・グリルと賢者の時間 Super Extra

スケベアニメの理想のバランスとしてはちょっとやりすぎな気もしますが、なんか好きなんですよね。

「二本の矢でも折れてはしまうが、若干折れにくくなるのも事実」みたいな件で爆笑しました。

 

11位(9位) 恋愛フロップス

1話からラブコメのテンプレみたいな流れを凄まじいスピード感でやっていましたが、まさかのそれ自体が伏線だったという展開は衝撃的でした。一つ一つの話も、魔法少女回とかぶっ飛んでいて面白かったですね。

 

10位(前回14位) 陰の実力者になりたくて!

全開まで開き直った厨二病みたいな話ですが意外と面白いです。臭さをギャグとして楽しむのもそうですが、なんやかんや言って主人公が無双する爽快な展開は観てて楽しいんですよね。キャラも可愛いし。

 

9位(前回7位) マブラヴ オルタネイティヴ

やっぱ戦術機の動きは素晴らしいです。凄乃皇の荷電粒子砲も迫力充分だったし、何より海神の上陸シーンに痺れました。

ストーリー的には、まりもちゃんの例のシーンの直前とかは逆に原作を知ってる分動悸が止まりませんでした。

ただ、やっぱりエクストラのこととか考えてもアニメ化はかなり難しい話だったんだなとも思っちゃいましたね。動く戦術機が見られたのは本当に嬉しかったです。

 

8位(5位) SPY×FAMILY

まあ面白かったんですけど普通に面白い作品という印象になっちゃいましたね。サザエさんとかみたいな、なんとなく毎週見るけど見れなきゃ見れないで別に…みたいな。

映画化と2期アニメが決まっているらしいですが、時間を空けてもブームが続くことを祈っています。

 

7位(4位) チェンソーマン

普通に面白く観ていましたが、なんか可哀そうな作品でしたね。

アニメとしてはめちゃくちゃ高クオリティだったと思いますが、演出の方向性等で「なんか思ってたのと違う」と一部の原作ファンからは叩かれてしまったようです。

漫画の魅力をそのままアニメ化するのもいいですけど、それだと「じゃあ漫画だけ読んでればいいじゃん」ってなっちゃうので、個人的にはアニメ化にあたって独自のエッセンスを加えるのは大いにやって欲しいと思うんですよね。

それがたまたま合わなかった声の大きい原作ファンがいたって話なのかなと思います。

感想は自由に言えば良いと思いますが、超えちゃいけないラインもあります。私も気を付けようと思いました。

 

 

6位(前回2位) 機動戦士ガンダム 水星の魔女

主題歌の歌詞とかプロローグとの時系列とか、いろいろ考察されていた序盤の頃が一番盛り上がっていた気がします。なんか落ち着いちゃったねって印象。

まだ1話残ってはいますが、スレミオがここから!てところで2クール目まで時間が空いちゃうのももったいない。

 

5位(前回3位) 不滅のあなたへ Season2

原作が面白くて、それをかなり忠実にアニメ化してくれているので安定して面白い。フシが姿を変えることで見た目だけじゃなく声も変わるのもアニメならではの要素で、ボンやカハク等もキャラも活き活きとしているのでストーリーを知っていても新鮮に感じます。

おそらく過去編の最後までやり切ると思うので、クライマックスが楽しみです。

 

4位(前回8位) アキバ冥途戦争

1話から毎週毎週カオスな展開の連続でしたが、不思議と一本筋の通った作品で観終わった後は謎の清涼感がありました。

萌えにチャカはいらないという大事なことを教えてもらった気がします。

 

3位(前回10位) ぼっち・ざ・ろっく!

世間的にもめちゃくちゃ売れてめちゃくちゃ評価されてるらしいですが、面白かったです。

元が4コマ漫画とは思えないほどキャラたちの表情が目まぐるしく変わり、特にぼっちちゃんのコミュ障表現には見たことのないような手法が度々使われていてたくさん笑わせてもらいました。

かと思えば、ライブシーンでしっかり「バンドアニメなんだ」ということを思い出させてくれて、感動も与えてくれる名作でした。

 

2位(前回6位) うたわれるもの 二人の白皇

これはもう原作が好きすぎるせいなんですが、めちゃくちゃ良いアニメ化でした。

トネケンさんのハクとオシュトルの演じ分けも素晴らしかったし、随所に製作陣の愛を感じる演出があったり名曲ラッシュがズルかったりでクライマックスはボロ泣きでしたね。

その直後にこんなことするロスフラ運営は人の心が分かり過ぎていてズルいです。

ラスボス戦はハク復活後はわりとあっさりしてましたが、ゲームの戦闘パートだと

作中でずっと「オシュトル」と表記されていたのにここだけ「ハク」に戻っていて、

レベル1になってるんだけど攻撃する度に凄まじい勢いでレベルが上がっていって、

味方にバフをバラまきまくって、

鮮やかに劣勢を覆していく様が素晴らしい演出になっていたのでもう一回ゲームをプレイし直したくなりましたね。

最終決戦後のエピローグに尺を取って充分に余韻に浸らせてくれたのも嬉しかったです。本当に最高のアニメ化でした。

 

1位(前回1位) BLEACH 千年決戦篇

今期のNo.1アニメは何か?と言われたら迷わずこれだと思いました。

何もかもが圧倒的でしたね。

1話から卍解してた作画クオリティは1期最終話まで全く落ちることはなく、ストーリーは原作を忠実に再現しつつ必要なシーンが適度に取捨選択されていて、突っ込みどころのあった部分には一部補完が入り、時折回想シーンでは旧作アニメのカットも入れられ、さらに原作にはなかった千年前の護廷十三隊メンバーの登場まであり、よりよいアニメにしようという製作陣の愛や熱意、BLEACHファンへのサービス精神をこれ以上ないほど感じました。

まあ私は漫画読んだ時の記憶も曖昧だし、旧作アニメはほぼ見てなかったんですが、それでも圧倒されてしまうくらい凄まじかったです。

特にクライマックスの斬月の会話シーンは、漫画読んだ時はそこまで超感動的なシーンって印象なかったんですが、アニメだと気づいたら泣いてました。なんなんでしょうね。作画も演技も音楽も何もかも凄すぎました。

あのシーンのBGMめちゃくちゃ良いなって思ったんですが、旧作アニメでも人気のBGMだったらしいですね。

とにかく、十何年の歴史を感じつつも令和ナイズされて磨きのかかったオサレさで、最強のアニメでした。

第二期は2023年夏かららしいので、それまでに旧作アニメ1話から観ておこうかなっておもっちゃうくらいにはハマってしまいました。

 

そんな感じで大満足のクールでした。

でも、同時にアニメ業界の哀しさも感じてしまいました。

前期あれだけ話題になったリコリス・リコイルの話とか、もう誰もしてないじゃないですか。

毎クール50作とかアニメが出てくるとどうしても忘れちゃいますよね。分割2クールとかも最近のアニメじゃ当たり前ですけど、せっかく盛り上がっても期間空くと冷めてしまいます。どうにかならないんですかね。どうにもならないんでしょうね。

 

満足したはずなのにそんな哀しいことも感じてしまいました。

dアニメストアに入ればそんな忘れかけてたアニメもまた観られるので入ってない人は入っときましょう。

以上!

 

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