『ひぐらしのなく頃に業』第7話 綿騙し編 其の参
あらすじ
詩音に誘われて綿流しの奉納演舞を抜け出した圭一は、偶然出会った鷹野の提案で、不可侵の祭具殿に忍び込む。
そこで、圭一は雛見沢の恐ろしい伝承を聞かされる。
今回も、話の大筋は旧作の綿流し編・目明かし編と同じでしたが要所要所で驚くような変化がありましたね。
おおまかに共通していたとこ
・富竹が外を見張って圭一、詩音、鷹野の3人で祭具殿に入る
・祭具殿の中には拷問器具(鷹野曰く調理道具)とオヤシロ様の像
・圭一が鷹野から鬼ケ淵(雛見沢の旧名)の鬼に関する伝承を聞く
・富竹と鷹野が祟りの被害にあう
・公由村長が行方不明になる
・おびえる圭一に梨花が声をかける
ここで今回は終了でしたね。
そして大きく異なっていたのが、
・オヤシロ様像の腕が壊れておらず首がもげてた
→沙都子に罪の意識がなければ症候群発症していない可能性がある?別の出来事が起きていた?
・蔵の中で詩音はかなり落ち着いていて圭一が激しく動揺していた
→詩音ではなく圭一発症の可能性ある?(感覚的な話なので微妙かも)
・祭りの最中沙都子がどっか行ってた
→翌日は普通に元気に登場してたので現状よくわからん
・富竹と鷹野が死亡ではなく行方不明、しかも2人で軽トラを奪い去った目撃情報
→詳細は分かりませんが、旧作のように鷹野が黒幕ということはなさそう。別の大ボスがいる可能性が濃厚。
・大石が綿流しの夜のうちに圭一のところに来る
・綿流しの夜に詩音から圭一に電話
・綿流しの翌日に公由爺が行方不明
全体的に日程が一日早まってます。
旧作だと、綿流しの夜のうちに富竹、鷹野の死亡を魅音、お魎、詩音が知る
→その晩のうちに詩音がお魎を殺害、魅音を監禁
→翌朝詩音が魅音に成りすまして登校、圭一に揺さぶりをかける
→魅音になりすました詩音が集会に参加、4人が祭具殿に忍び込んだことを暴露しその後公由爺を園崎邸に連れ込み監禁
→その晩詩音が圭一に電話
って感じでした。改めてみるとこれだけのことを単独でやってのける詩音はほんと化け物じみてますね。
これがほぼまるごと一日前倒しになっているので、今回も詩音が全ての犯人だとしたら一晩で魅音、お魎、公由の3人を処理し、圭一にも電話して魅音のふりをして公由の捜索を手伝い翌朝登校していることになります。
さすがの詩音でもさすがにそこまで超人じみた行動は難しいと思うので、現状一番考えやすいのは
詩音は発症しておらず魅音、お魎にも手は出していない(綿流し翌日の魅音は本物の魅音)。公由の失踪は全く別の要因(富竹・鷹野が何かから逃げていたのと関係あり?)。
って感じですかね。
鷹野には山狗部隊が護衛についているはずなので、その鷹野が富竹と一緒に大慌てで逃げ出すっていうのはもしかしたら山狗部隊と小此木隊長が裏切ったとかなのかもしれませんね。まあたぶんその辺は解答編まで焦らされると思います。
そしてラストの衝撃的な展開が
・梨花が圭一をなぐさめてくれない
っていう。むしろめちゃくちゃ罵倒されてました。超怖かった
今回の梨花ちゃまは完全に諦めモードで捨てゲーに入っちゃってるみたいですね。この感じ見ると鬼騙し編で沙都子と一緒に死んでたのもさっさと諦めて次の周回に行ったんじゃないかって気がしてきます。
綿騙し編での今後の梨花のアシストにはあまり期待できなさそうですね。
圭一の不安をさらに煽るようなことも言っていたので、最初は綿騙し編では詩音ではなく魅音が発症するのでは?と思ってましたが圭一発症って可能性も今後ありそうですね。
鬼騙し編では、鬼隠し編にあった圭一が疑心暗鬼に陥るような要素の多くがなくなっていましたが、綿騙し編では逆にそういう要素が綿流し編より盛られているような印象があります。
もし本当にそうなったら、圭一の目からは魅音(詩音)が綿流し編・目明かし編のときのように鬼になってしまったと思い込んで凶行に及んでしまうって感じになるんですかね。哀しいですが、なんにせよ魅音はかわいそうなことになる気がします。
以上!
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