今回も現在放送中の2021春アニメの中で、私が観ているおススメアニメを紹介したいと思います!
今回はTRIGGER製作の『SSSS.DYNAZENON』です。
1993年に放送されていた特撮作品『電光超人グリッドマン』を原作としたアニメで、2018年の『SSSS.GRIDMAN』とも関連のある作品です。
実はこのブログも最初はグリッドマンの感想記事から始まったので、個人的に思い入れの深いシリーズでもありますね。
ダイナゼノンのあらすじは
高校生の蓬くんがある日「怪獣使い」と名乗る「ガウマ」という青年に出会い、同級生の女の子「夢芽」と無職の「暦」と一緒に巨大ロボット・ダイナゼノンに選ばれ街を破壊する怪獣と闘う
っていういたってシンプルなものです。
この作品の魅力はやはりなんと言っても巨大ロボットの変形・合体・戦闘アクションです。
いくつになっても合体ロボットってのは燃えるものですね。
そして本作は蓬・ガウマ・夢芽・暦の4人の搭乗者で操る「合体」ロボットということで、それぞれのキャラクターたちの関係性というのも大きな見どころとなっています。
あらすじはシンプルだと言ったのですが、各キャラクターたちはそれぞれ悩みや問題を抱えていて複雑な人間ドラマも描かれています。
気持ちが揃わずに合体に失敗するとか力を出し切れないというのは合体ロボものだと定番ですが、ダイナゼノンではそういったキャラクターたちの感情の機微が実に細かくリアルに表現されていますね。
蓬はクラスでいつも友達に囲まれて一見楽しそうですが、母親の再婚について思うところがあるようでバイトにいそしみ自立を目指しています。
ガウマはぱっと見の印象は怖そうですが意外と礼儀正しかったり、勝手な行動をした仲間を咎めることはあってもその理由を聞いたら素直に認めて褒めたり気持ちのいい男です。
5000年前から蘇った怪獣使いで、現状の敵である「怪獣優性思想」とはかつて仲間だったということもあってまだまだ謎の多いキャラクターもあります。
夢芽は美少女ながら友達がほとんどおらず、「男子を呼び出しては待ち合わせをすっぽかして待ちぼうけさせる」という奇行を繰り返して学校での噂にもなっちゃってる当初は感じの悪い女の子でしたが、ガウマに説教され蓬たちと行動を共にするようになってから次第に変わってきます。
意外にもダイナゼノンに乗って戦う事や訓練にも最初の方から積極的で、そんな夢芽に蓬も惹かれていきます。
真面目な顔で「なんとかビーム」って叫ぶのとかめっちゃ好きです。
夢芽の姉・香乃については物語を通して重要な話になっていて、扱っているテーマはなかなか重いものがありますがこれを巡ってこの先蓬と夢芽の関係がどうなっていくのかは楽しみですね。
そして暦先輩は無職のくせに元同級生の人妻・稲本さんにちょっかいかけられたりムチムチ美人のムジナさんと2人きりで飲んでたりなかなか美味しい思いをしています。本人は全くそう思ってなさそうですが
どういう経緯で無職になってしまったのかとか過去についても気になりますが、7話で稲本さんとの関係が一段落したようなので、ここまでで若干薄かった蓬や夢芽との関りが今後どうなっていくのか注目です。
暦先輩の従姉妹のちせは、明るい性格なのに不登校で暦の家に入り浸っているこれまた謎の多い女の子です。暦先輩を通して他の仲間たちとの関りができて新しい居場所ができたようにも見えますが、自分だけダイナゼノンに乗れずにいつも見ているだけなので疎外感を感じてそうでもあります。
拾った謎の石?みたいなものがちせのストレスに反応して成長しているっぽいので、この先それが怪獣化してひと悶着あってから、ちせの搭乗するダイナゼノンの追加機体に変身して5体合体とかになるんじゃないかなって予想してます。
他にも、SSSS.GRIDMANから成長した姿で登場したナイトくん、二代目ちゃんとか、
単なる悪役というわけではなさそうな怪獣優性思想のメンバーとか
たくさんの見どころがあります。
まだ観てない人は是非一話だけでも観てみてください!
以上!
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