6/25、遊戯王デュエルリンクスのお知らせにて7/9からの新リミットレギュレーションが発表されました!
【予告】
— 【公式】遊戯王 デュエルリンクス (@YuGiOh_DL_INFO) June 25, 2021
「リミットレギュレーションの適用」を予定しております。
実施内容や日程の詳細は、ゲーム内のお知らせをご確認ください。
今後も皆様に楽しんで頂けるよう努めて参りますのでよろしくお願いします。#デュエルリンクス pic.twitter.com/nd8UmGSSoM
『局所的ハリケーン』の禁止という、デュエルリンクス史に残るであろう大事件が起きましたね。
これに対しての意見ってのは嬉しかったり悲しかったり人それぞれあるでしょうが、いろんな理由を踏まえて決定されたことだと思うので私は特に文句というのはないです。
「そもそも禁止になるようなカードを実装するな!」とか「このカードが欲しくて課金したのに!」とか怒る人もいると思うんですが、見え方が違うだけで環境についていけなくなって使われなくなったカードも
「せっかく集めたカードが無駄になった」
って意味では実質禁止と同じだから今更だと思うんですよね。
これはもうソシャゲとかTCGの仕組み上仕方のないことだと思います。
ただ、全然ガチ勢とかではないぼっち系デュエリストの私個人の感想を言うと「一瞬でデュエルを終わらせるカード」がなくなってしまうことで1回あたりのデュエル時間が長くなっていくのは嫌ですね。
実際、これで罠中心のデッキが増えていくのかそうでもないのかは7/9以降になってみないと分からないですが。
また、今回はリミットから開放されたカードも4枚あります。
これは素直に嬉しいですね。こうやって古いテーマが再び使えるようになると一度リンクスを離れてしまった人とかも復帰しやすくなると思います。
個人的に注目しているのは『アサルトアーマー』ですね。
HCエクスカリバーで攻撃力4000の2回攻撃ができるので実質ヒロイックチャンス6枚積みみたいなこともできます。
そして今回、リミットレギュレーションの変更に加えて新機能の発表がありました。
それが「禁止カード交換」機能です。
ショップで購入したカードパックに含まれるカードが、リミットレギュレーションの「禁止カード」を適用された場合、該当の「禁止カード」が収録されている「メインBOX」または「ミニBOX」に含まれる「同レアリティのカード」と交換する事ができるようになります。
今回語りたいのは、リミット自体よりもこっちの機能についてです。
率直に意見を言わせてもらうとこの交換機能はほとんど補填の意味は成していないと思います。
理由は
・『ランページ・オブ・ザ・フォレスト』に『局所的ハリケーン』の代替として使える性能のSRカードは収録されていない
・禁止になったカードを持っている人はそのBOXを引いているということなので、既に交換対象のカードを持っている場合が多い
他にも言いたいことはたくさんありますが、主なところだとこんな感じですね。
それでも「何もないよりはマシ」っていう意見もあるでしょうが、現状の内容だと私は「ない方がいい」と思ってしまいます。
その理由は、今後また禁止が解除される可能性があるからです。
はっきりお知らせにも書いてあります。
ここで「たいして欲しいカードもないけど禁止カード持ってても仕方ないしなぁ~」と軽い気持ちで交換をしてしまうと、万が一禁止が解除された時にそのたいして欲しいカードがないBOXをまた引き直す羽目になります。
局所的ハリケーンの禁止が解除される可能性があるのかというと、(※通常の基準で考えれば)普通にあると思います。
ガチ系の配信者さんの動画とか見てても現状ですら「ガチ環境では局所の禁止はそこまで環境に影響がない」旨の発言を見るし、OCGでも最近は罠の採用率は低いようです。
更に、罠カードの代替となる『クリボール』『BKベイル』のような手札誘発カードはOCGに多数存在するので今後リンクスにも増えていくと思われます。
なので今後罠カード自体の採用率が減っていき、局所的ハリケーンが「現環境においては許容できる強さであると判断し、制限を解除します」となる可能性は十分にあるのです。
そして、そういう状況になった場合どんなデッキを組むか想像すると
「環境に罠が少ないからバック対策にデッキの枠を割きたくない」
⇒一枚だけでバックを全てはがせる局所的ハリケーンを使いたい!
てなる可能性も高いと思うんですよね。
全員がそこまで考えた上で交換するなら「何もないよりはマシ」と言えるかもしれませんが、そこまで考えずに交換して後悔する可能性がある以上この機能は現状「ないほうがマシ」だと思います。
※(通常の基準で考えると)って書いたのは、環境的に許容できるとしても運営的なメリットを考えると釈放する理由が無いからです。
今回のリミット解除で言うと「空牙団」や「機械天使」を愛用していたけどリンクスから離れてしまったユーザーが帰ってくるかもしれないし、今後それぞれの新規カードを追加していくことで売上が見込めるというメリットがあります。
しかし『局所的ハリケーン』は特に何かのテーマに属するカードではないので「これが使えるならまたリンクスやろう!」って人がいるとは思えないし、今後追加されていくカードに「局所的ハリケーンが使えるかどうかで売上に影響がある」とも思えません。
なのでもし局所的ハリケーンが禁止解除される時が来たら「もう一度ランページ・オブ・ザ・フォレストを売れる」という思惑しか考えられないので、さすがにそんなあからさまなことはしないだろう、ということで実際のところ釈放の可能性はかなり低いと考えています。
ただこれは私の憶測にすぎないのでどうなるかはわかりません。※
というわけで、もしこれを読んでいる人がいたら交換するかどうかは本当に慎重に考えることをお勧めします。
ここまで踏まえて禁止カードと交換機能に対する要望を言わせてもらうと、
・禁止になったカードは二度と規制解除しないと断言して永久に葬り去ってほしい
もしくは
・禁止解除する場合、そのカードを配布するかトレーダーに追加して、またそのBOXを引く必要がないようにしてほしい。そしてそれを今の時点で明言してほしい
ってところですね。じゃないとこの交換機能使う気にはなれません。
さっき書いたように交換機能自体ほとんど意味ないってのもあるんですが、それはまあとりあえず今回はいいです。
リミット対象カードに対しての補填は初めての試みなのでまだ手探りって部分もあるんだと思います。アンケートとかで地道に要望送りながら見守っていきます。
ちなみに、ここまで交換機能をこき下ろしてきて「絶対使わねえ!」って思ってたんですが、今見たら局所的ハリケーン5枚持ってたので私はたぶん2枚交換します。しかもこれでちょうどこのBOXのSR・URが3枚ずつ揃います。
1~3枚しか持ってない人はしっかりと悩んでください!
以上!
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