皆さんは、2020/5/21にひっそりと強化されたスキル『融合ヒーロー』を使ってますか?
十代の専用スキルなのに以前は汎用スキルの『融合の使い手』よりも使いづらく、しかも十代は『融合の使い手』を覚えないという不遇な扱いでしたがアップデートにより強化されたことでかなり使いやすいスキルになりました。
特に『苦渋の決断』とのコンボはかなり強力で、
墓地に落としたHERO通常モンスターをスキルで回収すればサーチした同盟カードとあわせて
『E・HERO フェザーマン』なら『E・HERO Great TORNADO』
『E・HERO バーストレディ』なら『E・HERO ノヴァマスター』
『E・HERO スパークマン』なら『E・HERO The シャイニング』
『E・HERO クレイマン』なら『E・HERO ガイア』
さらに『E・HERO グランドマン』『V・HERO アドレイション』まで融合召喚することができます。
それだけ強そうなのに、私はこのスキルを使ってる人を見たことがありません。
なので今回は、このスキル『融合ヒーロー』を使って、アニメGXでの十代のフェイバリットカードである『E・HERO フレイム・ウィングマン』を活躍させるデッキを組んでみました!
早速デッキ内容はこちら
フレイム・ウィングマンというと、これをさらに『E・HERO スパークマン』と融合した『E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン』がおり、効果や攻撃力はより強力で『沼地の魔神王』などを使えば手軽に融合できるのでそっちのが上位互換なんじゃなかって思う方もいるかもしれませんが、ちゃんとこのデッキにはフレイムウィングマンを使う理由があります。
それは、融合素材の『E・HERO バーストレディ』と『E・HERO フェザーマン』がどちらも通常モンスターなので上述した『苦渋の決断』や『予想GUY』(今回は使ってないけど)によってサーチができるという点です。
『沼地の魔神王』には融合をサーチできる利点もありますが、このデッキでは開き直って『融合』を一枚も採用していません。
『ミラクル・フュージョン』なんかも入れとけば役に立つ機会はそれなりにあるんですが、今回はそういうのはスッパリ捨ててたった一度の融合召喚に全てを賭けて装備魔法『フェイバリット・ヒーロー』で一ターンで決めるコンセプトにしています。
理想の動きは、
①『苦渋の決断』で融合素材を集める
②『聖騎士の槍持ち』で『フェイバリット・ヒーロー』をサーチ
③『コズミック・サイクロン』『深淵の宣告者』で自分のライフを削って条件を満たし、スキル『融合ヒーロー』を発動
④『E・HERO フレイム・ウィングマン』を融合召喚し『フェイバリット・ヒーロー』を装備、デッキから『摩天楼 -スカイスクレイパー-』を発動
⑤『E・HERO フレイム・ウィングマン』の連続攻撃でフィニッシュ!
です。
フェイバリット・ヒーローの連続攻撃効果を使ってしまうと攻撃力が下がってしまいますが、スカイスクレイパーがあればたいがいのモンスターを戦闘破壊できます。
そしてバーン効果込みでほぼ確実にライフを削りきれます。
状況によっては同じ融合素材で『E・HERO The Great TRNADO』や『E・HERO ノヴァマスター』『E・HERO グランドマン』も融合召喚でき、さらにもう1体HEROがいれば『V・HERO トリニティー』
素材のHEROがどっちか1体しかいないときもクリボールと融合で『E・HERO エスクリダオ』
『聖騎士の槍持ち』との融合で『E・HERO The シャイニング』まで出せちゃいます。
実際のデュエルがこんな感じ
ガッチャァァァァァァァ!!!!!#フェイバリットヒーロー #デュエルのリプレイ #デュエルリンクスhttps://t.co/0M0RJepirf pic.twitter.com/Vd2P5zRBpF
— おかじ(okaz) (@okazman1) November 17, 2020
環境トップクラス相手でも十分戦うことが出来ます。まあ局所次第ってのは否めないけど
でもこの爽快感はなかなか他のデッキでは味わえませんね。
E・HERO フレイム・ウィングマンと摩天楼スカイスクレイパーの組み合わせと言えば、アニメ全シリーズ通しても屈指の神回である遊戯王GX第167話『恩返しデュエル!クロノスVS元祖ドロップアウト・ボーイ』を思い出す方も多いと思います。
私も今見ても十代のテーマが流れるとこあたりで涙腺が緩んできてしまいます。
地味にスパークマンを攻撃表示で出すとことか細かいとこで十代のプレイングの成長を感じさせる場面があったり、ライフ差によりパワーアップするエアーネオスがちょうど古代の機械究極巨人と同じ攻撃力になったり、ドラマ的な面だけでだけでなくいろんな意味で完成度が非常に高い決闘でもあるんですよね。
ちなみに、クソどうでもいいことだと思うんですがよくこの十代とクロノス先生の決闘はよく卒業デュエルと呼ばれているのを目にしますが、デュエルアカデミアにおける卒業デュエルは在校生が卒業生を送り出すための恒例行事で、先生が参加するものではありません。
この恩返し決闘は、授業をボイコットしたクロノス先生を説得するために行われたデュエルです。
本来の卒業デュエルは、この次の回、第168話『卒業デュエル開始!ネオスVSホルスの黒炎竜』から始まるんですがダークネスの侵攻でうやむやになってしまうので印象薄いんでしょうね。お触れホルス君自体はインパクトはあるんですけど、あれを卒業デュエルと認識している人はあんまりいない気がします。
そして真の卒業デュエルとして最終回の十代VS遊戯の決闘があります。
そんなこんなも思い出しながら戦える、非常にエモいデッキになりました。
よかったら使ってみてください。
以上!
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