やっぱりまずはこれですね。
今作はルルーシュはもちろんですが、それ以上にC.C.の魅力が爆発した映画でした。
ルルーシュは開始5分くらいでいきなり出てくるんですが、身体は生きていたものの心がCの世界に置き去りになってしまって虚ろとなっていました。
周囲のあらゆるものに怯えて、言葉も話せず意思疎通のとれない赤ん坊のような姿には、これがあのルルーシュなのかと痛ましさすら感じました。
反逆のルルーシュR2で、C.C.が一時的に幼児退行してしまったアレがさらに重度になった感じですかね。
そんなルルーシュをかいがいしく世話しながら一緒に旅をしていたのがC.C.です。
ルルーシュのために重い荷物を背負う姿や手間暇かけて料理を振舞ったり、「この前はできただろう?」と家事の手伝いを促す姿は完全にママそのもので、C.C.に病的なまでに執着していたマオの気持ちが分かってしまいました。
C.C.がルルーシュを蘇らせた理由は、約束を果たしてもらうという「ワガママ」とのことでしたが、その約束とはルルーシュの「必ず俺が笑わせてやる」という言葉ですね。
『反逆のルルーシュ』本編でも印象的なセリフで、最終決戦の際にも触れられていたのに消化不良で終わってしまっていたのでここをしっかりやってくれたのは嬉しかったです(逆にこれやんなかったら何やるんだって気もしますが)
クライマックスにスローモーションでやたらもったいぶって見せてくれた笑顔には、ファンなら感無量だったことでしょう。
更にコードギアスシリーズではおなじみと言ってもいいかもしれませんが、パイロットスーツ姿がかなり刺激的です。相当角度のエグいハイレグです。
新型KMF月虹影の中で弱気になってしまったルルーシュを激励するめちゃめちゃいいシーンがあるんですが、C.C.の尻に目が行ってしまったのは僕だけではないでしょう。
そんなC.C.の魅力がたっぷり描かれた今作でしたが、カレンやせっかく生きてたシャーリーとか、他にも魅力的なヒロインの多い作品なのでその扱いに不満がある方もいると思います。
なので、もういっそパラレル設定でいいのでルルーシュが主人公のギャルゲ出してくれないですかね。ロストカラーズなんてゲームがあったんですからできないことはないと思います。バンナムさん是非お願いします!
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