アニメ『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』最終話まで観たので感想

2022春アニメ

2022年春アニメの『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』最終話となる第12話を視聴しましたので、全話通しての感想を書いていきたいと思います!

社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。

あらすじ

社畜の伏原さんが夜中まで会社で仕事をしていると、フロアに「タチサレ~」という不気味な声が鳴り響く…。

その声の正体は、小さな幽霊ちゃんだった!

健康のために伏原さんを立ち去らせたい幽霊ちゃんと、幽霊ちゃん可愛さに立ち去りたくない伏原さん。

そんな2人(?)が織りなす、癒され可愛いハートフルストーリー。

ブラック企業に勤める社畜さんがかわいらしい幽霊ちゃんと出会って癒される、というタイトルそのまんまのコンセプトは良く分かるし、実際みんなめちゃくちゃかわいかったのですが、社畜さんが常に5秒後には安らかな眠りについてそうな不健康そうな顔をしているので見ているこちらとしてはハラハラしてしまいました。

回を追うごとに段々この眼の下の隈(?)みたいなのが消えていって健康な顔つきになってくとかであれば安心して観られたのですが、最後まで不健康そうな顔のままでしたね。

 

社畜さんの態度もかわいい幽霊ちゃんや、猫又のみゃーこちゃんに癒されても「この子たちのために早く帰って来なきゃ!」とかではなく「これであと〇日頑張れる!」とより自分を追い込むリアクションなので身体的には寧ろ悪化しているのではないかという気さえします。

 

社畜さんの会社も、どんな酷いブラック企業なんだと思ったらいつも深夜まで働いているのは社畜さん一人だけなので会社がヤバいというよりはこの社畜さんがヤバいんじゃないかとも思ってしまいます。

(みんなで一緒に残業してたら社畜さんと幽霊ちゃんが出会えないからというメタ的な理由な気もしますが)

気持ちだけはどんどん明るくなっていくので、余計にいつか精神が身体を凌駕してそのまま昇天してしまうのではないかと気が気じゃなかったです。

 

最終回では巫女ちゃんによって狭いアパートから大きなマンションに引っ越すことになりましたが、「変えるべきなのは住居じゃなくて労働環境だろう」と思ってしまいましたね。

原作はまだ続いているのでしょうから社畜さんにはずっと社畜さんでいてもらわないと困るのは分かりますが、アニメでは最後に社畜卒業させてあげてほしかったです。

ただ、幽霊ちゃんたちがかわいいのは確かだった。そんな作品です。

 

アニメ『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』は各種配信サイトで視聴できるので、まだ観ていないという方は是非一度観てみてください!

以上!

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