『ひぐらしのなく頃に』 旧アニメの内容まとめ③オヤシロ様の祟り ※ネタバレ

ひぐらしのなく頃に

人気アニメシリーズの新作『ひぐらしのなく頃に業』の放送開始を機に、今更14年前の旧作アニメ『ひぐらしのなく頃に』『ひぐらしのなく頃に解』を初めて観たので、業での新展開にそなえて内容を整理していきたいと思います。

 

 

 

原作もやってないにわか知識ですが、アニメみたまま(+ちょっとwikipediaで補完)なりにできるだけ分かりやすくまとめていくつもりなのであしからず

当然ネタバレだらけなのでこれから観るつもりの方はご注意を

 

①舞台設定

②キャラクター

③オヤシロ様の祟り

④旧作と新作の違い

 

 

 

 

 

今回は、物語中で重要な役割を持つオヤシロ様の祟りについて

オヤシロ様の祟りとは本編の4年前、ダム計画を巡る闘争のさなかバラバラ殺人事件が起きたことを皮切りに毎年綿流しの祭の時期に怪死事件と行方不明事件が起きるというもの。

 

それぞれの内容が、

 

1年目

ダム建設の現場監督が作業員6人からリンチを受け死亡。

遺体は犯人たちによってバラバラに解体されたが、その右腕と主犯格の1人が未だに行方不明になっている。

嫌な事件だったね…

 

2年目

多額の補助金が得られることからダム建設に賛成していた男が旅行中に濁流に流され死亡。

その妻も一緒に転落したと思われるが、遺体は見つかっておらず行方不明扱い。

2人は北条沙都子の両親でもある。

 

3年目

オヤシロ様を祭る古手神社の神主が謎の奇病により突然死。

その妻も遺書を残して失踪。沼で入水自殺したと思われるが遺体は見つかっていない。

2人は古手梨花の両親でもある。

 

4年目

雛見沢の主婦が覚せい剤常習者に撲殺され死亡。

その後、主婦の家の子供が失踪し行方不明。

失踪した子はダム誘致派だった北条夫妻の息子で沙都子の兄の北条悟史。

殺害された主婦はその叔母。

 

5年目(本編の年)

富竹が路上で自身の首を引き裂いて死亡し、鷹野が行方不明に。

その後鷹野の焼死体が遠方の山中で発見されるが死亡推定時刻は24時間以上前で圭一たちが出会った綿流しの晩には既に死んでいたという不可解な事態に。

 

という感じです。

これらの事件は、オヤシロ様の祟りと噂されながらも園崎家をはじめとする村の重鎮たちが村の敵を排除するために裏で手を引いていたと思われていたが、実際には全くの無関係だった

 

その真相は、

 

1年目

ダム建設反対運動により強いストレスを抱えていた現場監督が雛見沢症候群を発症。規律を破って飲酒していた作業員たちに襲い掛かるが、ここで命の危機を感じた作業員たちも連鎖的に発症し6対1のリンチに発展。逆に現場監督を殺害してしまう。

正当防衛の域をゆうに越えてしまい、殺人を隠蔽しようとしたリーダー格の男が、裏切り者が出ないように遺体を6分割しそれぞれが隠すことを提案。

結局5人は逮捕され、獄中でレベル5まで進行し喉を掻きむしって死亡したがリーダー格の男は雛見沢症候群の生きた検体を求めていた入江機関に拉致され人体実験の材料にされてしまう。

これが右腕が見つからないのと主犯格が行方不明である原因。

ちなみに殺された現場監督は大石にとって恩のある人だったので、大石は事件の解明に執着しており元々黒い噂が絶えず反対派の中心だった園崎家を事件の真犯人だと疑っていた。

 

二年目

北条夫妻は村での肩身の狭さからか綿流しにあわせて沙都子を連れ旅行に出ていたが、元々親子の不仲でストレスを抱えていた沙都子が雛見沢をはなれたことで症候群を発症。突発的に両親を川へ突き落してしまう。

いち早く事態に気づいた入江機関がこれを隠蔽し単なる事故に偽装。沙都子も当時の記憶はなくしてしまっている。

 

三年目

梨花は雛見沢症候群の女王感染者として入江機関の研究に両親承諾の元で協力していたが、不信感を覚えた梨花の母が協力の中止を申し出る。お人好しの入江は潔く諦める気だったが、鷹野は諦めきれず古手夫妻の抹殺を計画する。

梨花の父は村から迫害されていた北条家族をかばい中立的な立場をとっていたため一部で反感を買っていたことから、鷹野は過去2年の連続怪死事件によるオヤシロ様の祟りの噂を利用することを思いつき特殊部隊・山狗を使って梨花父を毒殺、梨花母を自殺に偽装し殺害する。

結果的に梨花の協力は継続され沙都子の治療にもそれが役立っている。

 

四年目

悟史、沙都子の兄弟は両親が亡くなってから叔父叔母の家に引き取られていたが沙都子は叔母から虐待を受けており悟史の精神も著しく疲弊していた。

沙都子を守るために、綿流しの日に祟りを装って叔母を殺害することを思いつき実行した悟史だったがその後雛見沢症候群がレベル5まで進行。ここまで進むと治療は不可能なため、入江機関で保護され診療所地下の秘密施設で眠らされていた。

悟史がバイトして貯めたお金で買った大きな熊のぬいぐるみのプレゼントも結局沙都子に渡すことはできなかった。

雛見沢症候群も入江機関も世間には秘密の存在だったので、悟史は行方不明扱いになり叔母殺人の犯人には無関係の覚醒剤常習者が替え玉として用意された。

 

五年目(本編)

入江機関の監査役である富竹は、鷹野の終末作戦実行に邪魔だったため発症を促す注射を打たれて一気にレベル5に進行し死亡。鷹野は自由に動くために自身の死を偽装。

用意した代わりの死体の死亡時刻で矛盾が生まれることには気付いていたが、ちょっと謎ある方が祟りっぽくてむしろいいんじゃね?と調子に乗って放置。これがきっかけで梨花は黒幕が鷹野であることに気づき始める。

 

こんな感じです。

 

元々は雛見沢症候群によって偶然起きてしまった事件・事故だったのを入江機関や悟史が利用しただけで、祟りでもなければ園崎家での陰謀でもないというのが真実でした。

それを大石が最初から園崎家を疑ってかかったり、園崎家というか投手にお魎も否定せず意味深な雰囲気を出してきたりするせいでややこしくなっています。

 

新作アニメ『ひぐらしのなく頃に業』でもこれらが同じなのかは分かりませんが、五年目に関しては既に富竹が死体で発見ではなく行方不明になっているなど違いが出ていますね。

おそらく真相を知っている梨花がなんらかの手を講じたんでしょうが、もしかしたら過去四年の事件の内容に関しても変化があるかもしれません。

今後そのへんも注目していきたいですね。

 

 

以上!

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