【鬼滅の刃】第201話『鬼の王』予想外の過酷な展開へ…【感想・ネタバレ】

漫画

週刊少年ジャンプ2020年19号収録、【鬼滅の刃】第201話『鬼の王』の感想を書いていきます!

※ネタバレ注意

前回は、無惨様との戦いが終わったものの炭治郎は既に息絶えてしまっていたというショッキングなシーンで終わっていましたが、大丈夫です。今回は更にショッキングです。

冒頭、久しぶりの無惨様モノローグから始まります。ここ最近無惨様の心理描写がほぼなかったので、実は分身を残して囮にして本体はとっくに逃げてるんじゃないかなんて説もありましたが、しっかり死んでいました。

ずっと自分1人のために生きてきた無惨様は、何回殺しても繰り返し自分に挑んでくる鬼殺隊の人々を見下していましたが、ついに自分が倒される時になって産屋敷の言葉は本当だった、人の想いこそが永遠だったんだと悟り、代々受け継がれてきた鬼殺隊の想いに感動し涙すら流します。

普通だったらこれで改心した無惨様が安らかに成仏してめでたしめでたしなんでしょうが、残念ながら無惨様もこの漫画も普通ではありませんでした

人の想いこそが永遠であると悟った無惨様は、死の直前にあろうことか炭治郎に自分の想いを受け継がせようとします

自分には叶えられなかった、太陽の克服と鬼殺隊の殲滅という夢を炭治郎に託し、残った力を全て瀕死の炭治郎の注ぎ込みます。

これまで自分1人のために殺戮を繰り返してきた無惨様が、死の直前に改心し炭治郎の命を救うという美しい姿に感動……するわけないよね

炭治郎に取り憑いて生き延びようとするんじゃないかって予想はしてました。

最後に改心するってのももしかしたらあり得るかなくらいには思ってました。

でも、改心して自分はしっかり死んだ上で炭治郎を鬼の王にさせようとするなんて、いったい誰が予想できたでしょう。

まあ、バカにしてた想いの力が本物だと気づいただけで別に自分の行いを反省したとか罪悪感を覚えてるわけじゃないので改心したという言葉が相応しいのかは微妙ですが。

前回炭治郎を守れなかった…と涙していた富岡さんが、今度は炭治郎を殺せ!と叫んでるのがもうね…

瀕死の重傷とはいえスヤスヤしてる不死川さんが幸せに見えます。

理性をなくして鬼になってしまい、太陽も一瞬で克服してしまった炭治郎に伊之助が向かっていきますが、首を切ろうとしたところで泣きながら「できねぇ」というところで今回は終了です。

炭治郎が鬼になってしまったという状況自体そうですが、戦うにしても富岡さん(右腕ない)と伊之助くらいしか動ける人がいないのでだいぶ絶望的な状況ですね。

善逸は脚が潰れているのか肩を貸してもらってようやく動けている状況です。

あともし参戦できるとしたらカナヲとゆしろうくらいでしょうか。ゆしろうは太陽出てるのでだめかもしれません。

首を切っても死ぬかどうか怪しいですし、普通に戦って倒すってのは難しいと思うので、今後の展開は

・禰豆子が来てなんやかんや炭治郎が人間に戻る

・禰豆子が来て炭治郎にとどめをさす

・炭治郎が鬼殺隊が皆殺しにした上で逃走、禰豆子が討伐の旅に出る(第二部へ続く)

と予想します。

ここで終わるなら上2つ、引き延ばされるなら3つ目の説だと思うんですがどうでしょう。3つ目になったらあまりにもあんまりですが、ここまできたら充分あり得ると思っています。

ただ、ゆしろうが最後に珠世様からなんらかの薬を託されてたとかでなんとかしちゃうってのもあり得る気がします。何しろ無惨様に勝ったのはほぼ薬のおかげなので。

 

以上!

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