今期面白いアニメ個人的5選挙げてく【2023冬アニメ】

2023冬アニメ

2023年冬クールも折り返しに来ましたが、皆さん楽しんでいますか?

前クールにあまりにもビッグタイトルが固まっていたので一見すると地味な印象もある今期ですが、実際に観てみるととても魅力的な作品がたくさんあったので、今回は個人的に5選ご紹介したいと思います。

 

※ランキングではないので、順番に意味はありません。

 

お兄ちゃんはおしまい!

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引きこもりのダメニートな緒山まひろは、ある日目覚めると“女の子”になっていた!?

鏡に映る美少女が自分だと分からず混乱するまひろのもとに、飛び級で大学に入学した天才科学者である妹・緒山みはりが現れ、飲み物に怪しげな薬を盛られていたことが判明する…!

もう2年も外に出ないでいかがわしいゲーム三昧…たまには働いてもらわなきゃ!

みはりによる“女の子になる薬”の経過観察として、突如女の子として暮らすことになったまひろにとって、トイレやお風呂、スカートやブラジャーなど“女の子の生活”は知らないことばかり…。

さらに、みはりの中学時代の同級生である穂月かえでやその妹・もみじ達とも知り合い、まひろの日常はどんどん賑やかさを増していく。

苦難の連続に、果たして“元”お兄ちゃんの運命やいかに…!?

体感的には今季最も話題になっている印象です。
天才の妹が作った薬によって女の子になってしまったお兄ちゃんがわちゃわちゃする話です。
その内容は、まさに変態の変態による変態のためのアニメです。
最近は特に、安直におっぱい出しとけばいいみたいなにわか変態アニメが増えてきてますが、そんじょそこらの有象無象とはワケが違うこだわりの変態味を感じます。
兄妹のやり取りや、お兄ちゃんが身体だけでなく心までだんだん女の子に染まっていく過程を観ているだけでも楽しかったですが、魅力的なキャラクターたちも増えてきてますます面白くなっていますね。

便利屋斎藤さん、異世界に行く

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今までの人生、ずっと平々凡々と生きてきた。

運動も、勉強も、そこそこ。決して一番になれない普通の人間……それが、斎藤さん。

職業”便利屋”の斎藤さんは、ある日、異世界に転生する。

そこで出会ったのは、強く美しいツンデレ戦士。ラエルザ。

呪文を忘れる最強魔法使い。で、エロじじいのモーロック。

姿はかわいいが守銭奴の妖精。ラファンパン。

斎藤さんは個性的すぎる仲間たちとダンジョン攻略に挑む。

鍵開けのノウハウで、宝箱を開けたり、カバン修理のスキルで、仲間の防具を直したり。

元の世界で身につけた”便利屋”の経験を異世界で活かす。

異世界でも斎藤さんは決して「特別」ではない。

しかし、必要とされることを知り「ありがとう」を知る。

斎藤さんは充実していた。

また異世界転移か…と思いましたが、ちょっと他とは毛色の違う作品でした。

主人公の斎藤は現代日本から異世界にやって来て冒険者として生きていくことになりますが、決してチート無双なんてことはせず、日本で便利屋として培ってきた鍵開け等の地味な技術を使って地に足をつけた活躍をしています。

どうにか戦闘で役に立ちたいと行動したのも、物忘れの激しい魔法使いのモーロックさんの代わりに呪文を暗記してフォローする等、一般人として出来る精一杯をやっている感じです。

それだけ聞くとなんだかロマンがないようにも感じますが、異世界の仲間たちとお互いに出来ることで協力しあっていて、斉藤さんもちゃんとこのパーティに必要なんだってことを見せるのが上手なんですよね。

けっこう平和なほのぼの冒険ショートストーリーが続いてくのかなって思ってたら、なんかシリアスな話に突入してきちゃったので今後どういう流れになるのか注目です。

ただ、残念なことに現状の感想としては、ギャグとシリアスの緩急が恐ろしく下手です。

さっき言ったモーロックさんの忘れっぽさはずっとギャグ要素になっていたのですが、実はただ歳でボケたのではなく悲しき過去が原因になっていたと最新話で明らかになりました。

その過去が、もうこのネタで笑えなくなるほどかなり重い内容です。

なのにその後も普通にシリアスな場面で「なんじゃったっけ?」とか言ってくるので反応に困ります。シュールギャグとかじゃなくて純粋に意味不明です。どうにか軌道修正してくれることを願っています。

 

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

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進学して一人暮らしを始めた高校一年生の藤宮 周。

彼の住むマンションの隣には、学校で一番の美少女・椎名真昼が住んでいる。

特に関わり合いのなかった二人だが、雨の中ずぶ濡れになった彼女に傘を貸したことから、不思議な交流が始まった。

自堕落な一人暮らしを送る周を見かねて、食事をつくり、部屋を掃除し、なにかと世話を焼く真昼。

隣同士で暮らす二人は、ゆっくり、少しずつ、お互いの心を通わせていく。

これは、可愛らしい隣人との、甘くて焦れったい恋の物語――。

昨今は変化球的な作品が多い印象のラブコメ業界にあって、160km/hストレートみたいな作品です。

ベタすぎて逆に珍しいレベルです。でもこういうので良いんですよね。

最初はお互いツンツンしてる主人公とヒロインが徐々に惹かれ合っていく様子を見ていると、こちらも若返ったような気持ちになります。

 

イジらないで、長瀞さん 2nd Attack

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「後輩の女子に泣かされた……!!」

ある日の放課後、たまに立ち寄る図書室で、スーパー“ドS”な後輩に目をつけられた!

先輩を、イジって、ナジって、はしゃぐ彼女の名前は──『長瀞さん』!

憎たらしいけど愛おしい。

苦しいのに傍にいたい。

あなたの中の何かが目覚める、“Sデレ少女”の物語。

これめちゃめちゃ好きです。一期よりもさらにパワーアップしてます。

気弱な先輩を長瀞さんがイジる形式のイチャイチャがMにはたまらないのはもちろんですが、そんな長瀞さんも時にはギャル友達や新登場したお姉さんからイジられる側に回るのがまた良いんですよね。

先輩もいつもやられっぱなしではなく時には男を見せることもあり、照れてしまう長瀞さんもクソかわいいです。もう普通に付き合ってるじゃんってくらいイチャイチャしてるので、私にはちょうどいいくらいですがドMの方には逆に物足りなくなってるかもしれません。

 

ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

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「ツンが強い!ツンが強いぞ、リーゼロッテ!」

王太子であるジークヴァルトは突然聞こえた神の声に困惑した。

神曰くジークヴァルトの婚約者・リーゼロッテは“ツンデレ”で、“破滅”の未来を迎えるらしい……?

彼女のキツめの言動は、全て照れ隠し!?神が解説する彼女の本心が可愛くて一人悶えるジークヴァルトは、知る由もなかった。

実は神の正体が、ゲーム実況と解説をするただの高校生だと……。

乙女ゲーム『まじこい』で遊んでいた自分たちの声が、突然、ゲームの攻略対象キャラ・ジークヴァルトに届くようになった“神”こと実況の遠藤くんと解説の小林さん。

2人は、どのルートを選んでも破滅を迎えるリーゼロッテを救うべく、ときに的確に、ときにリーゼロッテの“ツンデレ”に悶えながら、ジークヴァルトに実況と解説を届けていく。

神託(※ゲーム実況)を頼りに婚約者を救え!隠したい本音がダダ洩れな悪役令嬢のバッドエンド回避なるか!?

現実の高校生の実況と解説が、乙女ゲームに“神の声”として届く!?リアルとゲーム世界が交差する、ファンタジー・ラブストーリー。

またそういうやつか…って思ったら、全然そういうやつじゃありませんでした。

昨今では一般的なコンテンツとして普及してきた「ゲーム実況」を題材とした作品です。

今までありそうで無かったですよね。

ゲームの世界に転移するのではなく、あくまで実況者と解説者(=ゲーム世界のキャラクターにとっての神)として間接的に介入して、ゲームのキャラクター達自身の手で元々のゲームでは避けられなかった悲劇の運命を変えてハッピーエンドを目指していくという斬新なお話となっています。

さらに主人公たちはあくまで現実世界で生きているので、ゲーム内の展開とは別に主人公とヒロインの仲にも進展があり、一粒で二度美味しい作品となっています。

今の時代ならこういうのもアリなんだなぁ、と感心させられました。

 

TRIGUN STAMPEDE

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母なる地球から遥か遠く、宇宙開拓民たちが流れ着いた不毛の惑星・ノーマンズランド。

異形の生物が蠢き無法者が跋扈する弱肉強食の世界で、《人間台風》(ヒューマノイド・タイフーン)と恐れられる史上最悪の指名手配犯がいた。

赤いコートの比類なきガンマン、その名をヴァッシュ・ザ・スタンピード。

新人記者・メリルは、飲んだくれの先輩記者・ロベルトともにヴァッシュのスクープを追うが、出会ったのは「決して人を殺さない」、誰よりもお人よしの風来坊だった——!?

無頼の葬儀屋・ニコラスを道連れに、兄・ナイヴズを追って旅を続けるヴァッシュたち。

立ちはだかる無数の刺客たちと、ナイヴズの恐るべき計画とは。

すべての謎が明らかになる時、世界を賭けた戦いが始まる!

名作と聞いていたのでそのうち観ようと思っていたんですが、モタモタしてるうちにリメイク作品が出来てしまいました。

CG作画は賛否分かれやすい印象がありますが、この作品に関してはめちゃめちゃ良いですね。ガンアクションとかド派手なビームとか異形なキャラクターとか、とにかくスタイリッシュでカッコイイです。

旧作の方も並行して観始めたんですが、言われなきゃ気づかないかもしれないレベルで全然雰囲気違いますね。

それは主人公のヴァッシュによく現れていて、旧作でのヴァッシュは明るく緩い感じのキャラクターで、声優もあの首領パッチ役でも有名な小野坂昌也さんでしたが、リメイクではいつも辛さを押し殺して無理矢理明るく振る舞ってるようで、声優も追い詰められた演技に定評のある(?)松岡禎丞さんです。おちゃらけた雰囲気がちょっとでもあったのは最初の方だけでした。

じゃあ本当に全然違うのかって言うとそうでもないらしく、旧作のギャグ的雰囲気の中に見え隠れするシリアス要素を抽出して煮詰めた感じのがリメイク版みたいです。

両方観ることで相乗的に楽しめそうなので、違いを比べながらこのまま並行して視聴していこうと思ってます。

5選って言ったけどなんか6個ありました。すみません。

 

そんな感じで今期も良い作品がたくさんあります。

今回ご紹介した作品は全てdアニメストアで視聴できるので、未加入の方は是非お試ししてみてください!

ただ、前期にも増してやたら延期が多いのはどうしても気になっちゃいますね。

現状で延期が発表されてたり既にストップしてしまってるのが、私の知る限り

・NieR:Automata Ver1.1a

・あやかしトライアングル

・UniteUp!

・久保さんは僕を許さない

・魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

・痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2

です。

めちゃくちゃ多いですよね。個人的にも世間的にも注目されていた作品も含まれています。

 

仕方のない事情があるとはいえ、これで盛り下がってしまうのは間違いないので非常に勿体ないですよね。

ところで、延期の間の穴埋めとしては、放送済みの回の再放送をするケースが多いみたいですが、これ延期じゃなくてももっとやったらいいと思うんですよね。

何回も言ってますけど、毎クール50作とかあっても多すぎで観きれないし話題作も終わればすぐ忘れ去られていくので、半分くらい再放送にしてもっと一作一作を長生きさせた方がみんなハッピーだと思うんですがどうでしょう。そうやって製作期間にもゆとりを持たせた方が急な延期も減るだろうし。

これアニメの感想語るたびに言ってますね。

誰がどうやって今のアニメ業界の流れを決めているのか分かりませんが、誰かなんとかしてください。

 

以上!

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