3/9発売の別冊少年マガジン2020年4月号収録、進撃の巨人 第127話『終末の夜』の感想を書いていきます!
もちろんネタバレになるので未読の方はご注意ください!
前回は敵同士だった者たちが集結し、コニーがかっこよく「世界を救いに」と締めていましたが、今回はジャンとライナーを中心に蟠りを吐き出し結束に向かうのようなお話でした。
ジャンは昔からそうですが、読者が思っていることを代弁してくれるキャラですよね。
このまま大人しくしていれば幸せな余生を過ごせるんじゃないかと想像したり、エレンを止めることは島を滅ぼすことになるとハンジさんに食ってかかったり。
それに対するハンジさんの反論がとにかく「虐殺はダメだ」っていうのがなんともアレですが。
そして集結したメンバーたちは、なし崩し的にですがそれぞれの胸の内を打ち明けていきます。
ここに来てマルコの最期の言葉「僕たちはまだ話し合っていない」が効いてくるのがまたニクい演出ですね。
勢いあまっていらんことまで語りだしたライナーはジャンよって顔面がグチャグチャになるまでボコボコにされましたが、これでお互いある程度はすっきりした感じです。ライナーは殴られてむしろ嬉しかったまであるんじゃないでしょうか。
罪悪感でずっと死にたがってましたからね。
これでいざという時に結局仲違いしてしまうなんてことはなさそうです。
そして一行が向かった先にはフロック率いるイェーガー派が戦闘態勢で待ち構えています。
ライナーたちとジャンたちが手を取り合っても結局イェーガー派とは殺しあっちゃう感じになるんですかね。なんかそれもどうなんだって気がしますが。
あとは結局ジャンが指摘した通り、エレンを止めることができたとしてその後どうするのかって問題は残りますね。
マガトたちと和解できたとしてもそもそもマーレが他の国々から敵視されていたのを逸らすためにパラディ島が利用されたみたいなところがあるので、結局エルディア人が世界の敵であることに変わりありません。
ここまでシビアにやって来た進撃の巨人が最後の最後にご都合主義でハッピーエンドにはならないと思うので、ここからどうなっていくのか正直全く予想がつきません。
とりあえず今後の話としては、
・イェーガー派からキヨミを救出して飛空艇を奪還
・エレンの行方を捜す
・エレンを止める
・その後、世界に対してどうするのか
って感じですかね。まあ結局エレン止められずに地鳴らし完遂の可能性もまだありますけど。
これやるってなるとやっぱりまだまだ終わりは先になりそうですね。
ひとまず来週は戦いになるのか対話になるのか…
フロックの極りっぷりを見てると戦うしかないような気もしちゃいますが果たして
以上!
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