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進撃の巨人 第114話 唯一の救い 感想

 

遅ればせながら2/9に発売した別冊少年マガジン3月号に収録された進撃の巨人第114話の感想を書いていきます。

今回はついに、ジークの真の目的が明らかになりました。

それは、始祖の巨人の力を使って「全てのユミルの民を子供ができないように造り変える」ことによる「エルディアの安楽死」でした。

僕としてはこれは完全に予想外だったんですが、今回のジークの回想を見るとそういう考えに至ってしまうのも無理ないなという感じでしたね。

これまでジークの少年時代と言えば、グリシャの視点から見た「両親を裏切って密告したヤバイやつ」というイメージしかありませんでしたが、ジークの視点だとグリシャたち親の方こそ自分たちの目的のために子供を道具のように扱う酷いやつらに見えましたね。

自分の立場によって他者の見え方が変わってくるというのは実際の人間関係でも多々あることですが、この漫画はそこをリアルに描くのが本当に上手いなって思います。しかも回想も長々とやるんじゃなくて1話でスパッとまとめてます。

今回登場した、獣の巨人の前任者クサヴァーさんですが、唐突に出てきたように見えて実は22巻でグリシャの記憶の中に登場していましたね。当時は全く気にならなかったんですが、今改めて読んでみると両親を密告したジークに祖父母と一緒に寄り添っているという重要そうでしかない所にいました笑

ジークはエルディア人は生まれてきたことそのものが間違っていたという結論に至ったわけなので、虐殺に全く躊躇いを見せてこなかったのにエルディアや世界の人々のことを想っているという矛盾のような行動にも納得がいきました。

ただ、これでジークの底はもう見えたような気がするので、ある意味残念な気もします。スケールは大きいですけどめちゃめちゃネガティブな目的のために行動してるわけですからね。

前回の話からも、エレンのこれまでの行動原理はひたすらに「自由」を求めることだったので、自分の出生にとらわれているジークとは真逆です。

まさかそんなエレンが「エルディアの安楽死」という目的のために動いているとは考えられないので、これまで共通の目的のために動いているかのように見えたエレンとジークは実際には異なる思惑で動いていたことになります。

それはお互い分かっていることなのか、それともどちらかがもう一方に同調する振りをして利用しているだけなのか分かりませんが、個人的にはエレンがジークを騙して利用しているのかなって気がします。底が見えてしまったジークに比べてエレンはまだ真意が明らかになっていないですからね。エレンの目的はこれまで地ならしの発動かと思っていましたが、ジークから得たと思われる「始祖の巨人はユミルの民の身体の構造すら変えてしまうことができる」という情報から、ジークとは違う目的を見出した可能性もあります。例えば「ユミルの民を巨人になれないようにして普通の人間と同じにする」とか。いや全然わかんないですけど。

今回のラストではジークの自爆にリヴァイが巻き込まれ、二人とも安否が不明な終わり方でした。生死に関わらずさすがにジークは少なくとも再起不能にはなっていると思われるので、今後はエレンが物語の主導権を握っていく流れになりそうです。リヴァイも負傷していたとしたらもうエレンは怖いものなしと言えるので、今のエレンの底知れなさからしたら全部計算通りということもありえます。それか、瀕死同士のリヴァイとジークが最後の決着をつけるとかもあるかもしれません。

来月号が待ち遠しいですね。

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