今回は『ひぐらしのなく頃に業』第5話 綿騙し編 其の壱 の感想を書いていきます!
第1話から第4話の鬼騙し編に続いて、今度は綿流し編を踏襲したストーリーと見せかけつつまた視聴者を騙してくる話になりそうです。
鬼騙し編を終えての梨花と羽入の反省会みたいのがあるんじゃないかと期待してたんですが、それはなかったですね。
一話目では綿流し編と大まかには同じ流れで
・おもちゃ屋でゲーム大会
・ファミレス、エンジェルモートで圭一と詩音が出会う
・詩音が圭一にお弁当を差し入れ
・不良に絡まれた圭一を詩音が助ける
って感じですが随所に「ん?」て部分がありましたね。
個人的に一番思ったのは魅音がやたらかわいいってことです。
旧アニメと比べてリアクションの♀度が大きくUPしてる気がします。
旧作の綿流し編と、その解答編である目明し編では双子の魅音と詩音の入れ替わりが事件をめぐる重要なファクターになっていましたが綿騙し編でも魅音なのか詩音なのかもう既にわけわかんなくなってます。
ちなみに原作では、そもそもの魅音と詩音が幼少期に入れ替わってしまってたとかいう設定があって魅音(詩音(魅音))とかいうガチで意味不明な状態になっちゃうんですが旧アニメだとそこは触れられてなかったので私も考えないことにします。
綿流し編(目明し編)だと
ゲーム大会に参加した魅音→魅音
エンジェルモートでバイトしていた詩音→魅音
弁当を差し入れた詩音→魅音
不良から圭一を助けた詩音→魅音
で結局全部魅音だったんですが(たぶん、違ったらごめん)今回も同じかどうかは分かりませんね。
ちなみにスタッフロールでは魅音のクレジットのみで詩音の名はありませんでした。もう何を信じればいいか分かりません。
綿流し編(目隠し編)との違いはいくつかあって、例えばゲームの内容。
皆殺し編では、梨花がループで何回も経験していたのでこれからやるゲームを言い当てたところ、圭一が無理やり変更させて運命は簡単に変えることが出来ると気づく重要なシーンになってましたが今回はそもそも全く違うゲーム内容になっていました。
さらに景品の人形も、旧作だとゲームを盛り上げた圭一にだけ渡されてそれをレナに渡して「魅音にはこんな女の子っぽいのは似合わない」と言ってしまうことが惨劇の引き金になってしまい、皆殺し編では逆に「魅音には女の子らしいところもある」と魅音に渡すことで惨劇が回避されます。
それが今回は魅音以外の全員にプレゼントが渡され、人形をもらった圭一は梨花の助言に従って魅音にそれを渡します。さっそく梨花が動いてきたなという感じですが、あの状況だと既にぬいぐるみをもらっているレナに人形をあげるのも不自然なので何ももらっていない魅音に渡すのはある意味当然のような気もします。もらった魅音の感じ方も違ってきてるかもしれませんね。
これでとりあえず第一のフラグは回避したかなと言った感じですが、実際詩音が狂い始めるきっかけになったのって魅音が人形をもらえなかったことじゃなくてそれを「詩音に相談」して、自分を差し置いてのうのうと恋愛している魅音に嫉妬と怒りを覚えたからなので逆に「人形もらえたんだ~」って話をしても同じことが起きる可能性は十分ありますね。
あと圭一の父の出番がやたら多いのも気になりましたね。旧アニメだとまともに顔が出たところもなかったと思うので、かなり存在感が上がっています。今後さらに深く関わってくるということもあるかもしれません。
結局、正直に言って今回登場した魅音・詩音がどっちがどっちでって言うのは私には現時点だと全く分からないんですが鬼騙し編が圭一発症と見せかけてレナ発症だったということを踏まえると今回は詩音ではなく魅音が発症するとかって可能性もあるかもしれません。
魅音はそもそも
・何かあれば人に相談する性格で一人で抱え込まない
・園崎家の次期当主なので雛見沢からはそうそう離れない
・園崎家が本当は連続怪死事件(オヤシロ様の祟り)と無関係だと知っている
ということで雛見沢症候群のリスクはほぼ皆無でしたが、それが発症するとしたら旧作とは違うよっぽどの出来事が起きるってことですよね。
そして旧作・綿流し編(目明し編)だとこの後の綿流し祭の日に詩音と圭一、富竹と鷹野が祭具殿に忍び込むことで祟りに見舞われる(という建前)ことになりますが、鬼騙し編のように富竹が死亡ではなく行方不明になるとしたらここの展開も変わって来そうです。
鬼騙し編の時に何があったのかってことももしかしたら分かってくるかもしれません。
今後もどんな予想外な展開になっていくのか楽しみです!
以上!
コメント