今日紹介するのはこのデッキです。
墓地を利用する全てのデッキへのメタとなる『墓守』デッキです。
このデッキでは、要となるフィールド魔法『王家の眠る谷―ネクロバレー』をサーチできる『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』(+スキル『闇の力』)、これを手札1枚からシンクロ召喚できる『サイキック・リフレクター』出張セットを採用しています。
『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』はフィールドをサーチする効果以外にも、レベル4モンスターを特殊召喚する効果もあり、『墓守の霊術師』から『墓守の異能者』の融合召喚へつなげることもでき更に相性がいいです。
このギミック自体は『サイキック・リフレクター』が登場した頃から話題にはなっていましたが、このデッキのミソは枚数を30枚にしていることです。
30枚にしている理由はもちろん、現在環境トップと言われている『芝刈り不知火』対策です。
『隣の芝刈り』は、デッキを30枚で構築し相手が20枚のデッキであれば一気に約10枚の墓地肥やしができる非常に強力なカードです。
これの一番の対策は、某動画配信者の方も言っていましたが、こちらも30枚でデッキを構築することだと思います。
こうすることで、相手の『隣の芝刈り』3枚を腐らせることができます。
最近の芝刈りを使ったデッキでは、スキル『魔法の使い手』などで初手に芝刈りを引きやすくしているものも増えているようなので、逆に言えば役に立たないゴミカードを引かせて優位にデュエルを始められます。
30枚にする欠点として、引きたいカードが引きづらくなってしまうこともありますがこのデッキには『サイキック・リフレクター』からのフィールドサーチギミック、「墓守」サーチカードの『ネクロバレーの玉座』があるのである程度補えているかなと思います。
さらに30枚にするメリットとして、汎用魔法・罠を多く入れられることがあります。
このデッキの必須カードと言ったらこんな感じなので
メインデッキの14枚とEXデッキの2枚は自由枠になります。
個人的には、優秀な吊り上げ効果を持つ『墓守の神職』と融合召喚に必須の『墓守の霊術師』は3枚入れて、あとはお好みで何枚か「墓守」モンスターを入れておく感じがいいと思います。
モンスターを少なくしすぎて『墓守の異能者』の融合素材がなくなったら元も子もないのである程度の数のモンスターは入れておきましょう。
「墓守」モンスターは『ネクロバレーの玉座』と『墓守の異能者』で容易にサーチ、『墓守の神職』での再利用ができるので、ピン刺しでも十分働いてくれます。
『コズミック・サイクロン』については、過去の記事でも言っている通り可能な限り3積みがいいと思います。
他の汎用魔法・罠カードについてはお好みで大丈夫です。ここの自由度の高さがこのデッキ一番の魅力かもしれません。
私は、ネクロバレーがバック除去を吸ってくれるので攻撃反応罠が刺さりやすいかな?と思って現状は分断を3積みしていますが、たぶんころころ変えていくと思います。ナイト・ショットとか狡猾入れたりもしてました。
『墓守の異能者』はネクロバレーを破壊から守ってくれますが、除外する『コズミック・サイクロン』や『黒の魔導陣』には無力なので『カオスハンター』なんか入れても面白いかもしれません。
EX枠については、レベル6~9のシンクロ召喚ができるので、これもかなり自由度が高いです。ネクロバレーがあるので墓地のカードを除外する『灼銀の機竜』や蘇生効果を持つ『鬼動武者』などは若干相性が悪いので気を付けましょう。
多少尖らせる必要がありますが『クインテット・マジシャン』の融合召喚を狙うのも面白いかも。
以上、よかったら遊んでみてください!
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