2020年夏アニメが放送され始めて何週か経ちますね。
私もいくつか観ていてこれは面白い!て作品が見つかったので感想を書いていきたいと思います。
それが
デカダンス DECA-DENCE です。
INTRODUCTION
TVアニメーション、劇場版と大ヒットを記録した「幼女戦記」を制作した新進気鋭の実力派スタジオ《NUT》が満を持して放つ完全新作オリジナルTVアニメーションがついに動き出す!国内外の興行収入で100億円を超える大ヒットを記録した「劇場版名探偵コナン ゼロの執行人」や自身の原作である「デス・パレード」などで監督を務め、国内のみならず、世界からも注目されるアニメーション演出家《立川譲》と「BANANA FISH」、「ヴィンランド・サガ」など、大型の話題作を次々と手掛ける若手No.1脚本家《瀬古浩司》のゴールデンコンビが、人気TVアニメーション「モブサイコ 100」に続き、再びタッグを組む! 有名クリエイターたちも数多く参加し、豪華絢爛なスタッフたちによって、圧倒的なスケールで描かれる衝撃SFアクション巨編が今、幕を開ける!
Story
突如として姿を現した未知の生命体《ガドル》により、人類が滅亡の危機に陥ってから、長い年月が過ぎた。生き残った人々は《ガドル》の脅威から身を護るため、全高3,000Mの巨大な移動要塞《デカダンス》を建造し、日々を暮らしていた。
《デカダンス》に住まうのは、日夜《ガドル》と戦う戦士たち《ギア》と、戦う力を持たない《タンカー》たち。ガドルと戦う戦士《ギア》に憧れ、自らも《ギア》になることを夢見る《タンカー》の少女・ナツメは、ある日、無愛想なデカダンスの装甲修理人・カブラギと出会う。
夢を諦めない前向きな少女と夢を諦めたリアリストの男。一見正反対のように見える二人の出会いは、やがてこの世界の未来を大きく揺るがすことになる。
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いつも言ってますけど、なんで有料サイトが無料サイトより遅いんですかね…
サイバーパンク的な要素と、謎の敵対生物によって人類が絶滅の危機に瀕しているという状況は『進撃の巨人』や『鋼鉄城のカバネリ』みたいな作品を彷彿とさせますね。
ちなみに、作品タイトルの『DECADENCE』は「堕落」とか「退廃」とかって意味の英単語です。これもなんかの伏線っぽいですよね。
1話サブタイトルの『ignition』は点火とか発火って意味です。いかにも第1話らしい題ですね。
第一話で印象的だったのは、こんな絶望的な世界に見えても主人公(ヒロイン?)のナツメを中心に人々はけっこう明るく振舞っているんですよね。
ナツメなんか幼いころに父親を殺されて自分も片腕を失うような経験をしているので「ガドルは一匹残らず駆逐してやる」とか言い出してもおかしくなさそうですが、カブラギが密かに飼っていた小型のガドルを「パイプ」と名付けてかわいがったり柔軟な思考のできる気持ちのいいキャラクターです。
主人公がこういう性格だと物語がハードな展開を迎えても陰鬱な雰囲気にはならなさそうで安心感がありますよね。変顔含めて感情表現が豊かで、見ているだけで面白いキャラクターです。
カブラギはcv:小西克幸の主人公を導くポジションのおっさんキャラということで、中盤で死にそうな臭いがプンプンしてますね。
でもキャスト欄的には一番上にいるので、ナツメではなくカブラギが主人公、もしくはダブル主人公的な感じなんですかね。
隠し事が多そうなキャラクターなので今後の変化も楽しみです。
ガドルとの戦闘は、背負った機械で縦横無尽に飛び回る躍動感あるアクションで、なかなか派手で見ごたえがあります。
敵である謎の生命体ガドルも様々な見た目のものがいます。
今のところガドルは突然現れた未知の生命体とのことで正体は分かりませんが、これから明らかになっていくんでしょうか。移動要塞デカダンスの燃料にガドルの体液・オキソンが使われていることからも、この世界の成り立ちに関わる重大な秘密がありそうです。
そして極めつけは、大型ガドル・ダイガンドと移動要塞デカダンスの決戦です。
要塞が変形するときの中の居住空間の様子なんかはマクロスを彷彿とさせますね。
敵から吸収したオキソンを使って大仰な変形シークエンスを経て繰り出された必殺技は、デカダンスキャノンと言う名のロケットパンチでした。
もうここでこの作品は名作になると確信しましたね。
なんで男ってこんなに変形とかロケットパンチとか好きなんですかね。たぶんですけど途中でパワーアップしてドリルもつくんじゃないかと思います。
今回でカブラギがガドルと戦う力を持っていると知り、戦場を知ったナツメがこれからどう動いていくのか、次回以降が楽しみですね!
以上!
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