『東映特撮Youtube Official』 にて毎週水曜日更新の『仮面ライダーW』の感想記事です。
仮面ライダーW
第5話 少女・・・A/パパは仮面ライダー」
今回鳴海探偵事務所が受けた依頼は、風都の女性市議・楠原みやびとその娘・あすかの護衛です。
第二風都タワーの建設をよく思わない何者が、計画を推進するみやびの命を狙っているようで、ドーパント犯罪の専門家と噂の鳴海探偵事務所へ来たようです。
案の定計画発表記者会見で、謎の狙撃手の襲撃を受けます。
翔太郎はダブルに変身して応戦しますが敵の位置がつかめず防戦一方、依頼人は守りきったものの犯人を取り逃がしてしまいます。
さらにあすかはダブルのことを自分をパパだと勘違いしてしまいます。
鳴海探偵事務所が噂になっているくらいなので仮面ライダーの正体も知ってる人は知ってるのかと思ったんですが一応一般人には秘密にしているようですね。初対面の時の亜樹子に対しても特に隠している様子はありませんでしたしどの程度の人まで知っているんでしょうか。情報屋のウォッチャマンとか刑事のジンさんなんかは知ってそうですが。
あすかの父は昨年何者かに殺害されており、みやびが第二風都タワーの建設を目指すのは亡き夫の夢を叶えるためでした。
みやびは政策実現のため、娘のあすかを自身のイメージアップに利用しています。言うことを聞いていれば父に会えると嘘をついて。あすかが自分を助けに来た仮面ライダーを父だと勘違いしたのはそのためです。
仮面ライダーに変身しているのは自分たちなので、当然嘘に気づいている翔太郎ですがなかなかあすかに本当のことを言うことができません。
この母・みやびも風都の女性らしく問題ありますよね。政策実現のために親子で力を合わせているだけと言っていますが、政治家、というか真っ当な社会人だったら子供の力なんて借りずに大人だけでなんとかしてほしいです。あすかに嘘をついたのは傷つけないためということで理解はできますが、その嘘を信じ切って安心しているのをいいことに命の危険があるところに連れまわしているのは普通に外道に見えます。
犯人が議員の殺害もいとわず計画の妨害をしてくるのは、ミュージアム/園崎家が関係していたためでした。
園崎家の長・琉兵衛は街の景観を乱すタワーが許せず、また、その建設候補地にも何か問題があるとのことです。
みやびは建設候補地の所有者、鷹村に土地を譲ってもらうように交渉しますが、大事なラジコン場だと言って聞く耳を持ってくれません。
翔太郎は直感的に、この鷹村が犯人なのではないかと推測します。
実際その後鷹村のところに尻彦さんが現れ、みやびを確実に始末するようにくぎを刺します。やはり鷹村がミュージアムの関係者であり、この土地がミュージアムのビジネスにとって重要な土地であることは間違いないようです。
一方、フィリップは翔太郎が持ち帰った弾丸とこれまでの調査結果、亜樹子の何気ない一言から犯人が使用しているのはアノマロカリスのメモリであり、姿が見つからなかったのは水中から攻撃していたからだと突き止めます。
アノマロカリス・ドーパントと戦闘になるダブル。
トリガーメモリが初登場し、あっさり撃破してしまいます。
が、ドーパントの正体は鷹村ではなく、メモリは粗悪品で本物のアノマロカリスメモリではありませんでした。
そこへ本物のアノマロカリスが現れあすかを攻撃、やばい!ってとこで次回へ続きます。
今回発見した小ネタ
翔太郎が身に着けている帽子とネクタイ。
1、2話で登場したアパレルショップ「ウィンドスケール」のものでした。
もしかしたら以前からそうだったのかもしれませんが、今回初めて気が付きました。細かいところから「風都」という街が作りこまれていることが窺えます。
亜樹子のスリッパ
主に翔太郎をよくはたいている亜樹子のスリッパですが、以前と書いてあることが違いました。1話では「なんでやねん」でしたが今回は「ありえへん」です。
これももしかしたら気づかなかっただけで毎回変わっていたんでしょうか。
今後もどんな言葉が出てくるのか注目です。
ではまた6話の感想で!
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