昨日2020/12/15から、サクラ大戦シリーズのスマートフォン用新作ゲーム『サクラ革命~華咲く乙女たち』の正式サービスが開始されました!
【青ヶ島司令部より】
— サクラ革命【12/15(火)サービス開始】 (@sakura_kakumei) December 15, 2020
『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~』ついにサービス開始!
サービス開始を記念して、オハラミサオさんよりお祝いイラスト「咲良しの、青島ふうか、神子浜あせび」を描き下ろしていただきました!
アプリダウンロードはこちらhttps://t.co/lS77ccz7qi#サクラ革命 #奪還開始 pic.twitter.com/pofucYg5Ty
往年の人気シリーズのスマホゲーム化ということに加えて、運営がFGOでおなじみのディライトワークスなので二重の意味で注目の作品です。
ディライトワークスのFGO運営は当初こそいろいろと言われてましたが、最近では大きな炎上もなく適度にユーザーが嬉しい改善もしてくれてる良運営な印象だったので、そのノウハウが活かされるとしたら期待も高まりますね。
というわけでさっそくプレイしてみましたが、まず第一印象はやたらDLが入るってことです。いきなりマイナスイメージなこと言ってすみません。
最初からいきなり800MB以上のDLが入ります。
ただ、DL中に平行してキャラメイクやストーリーを読み進められるようになっていたのは良かったですね。こういうユーザー目線の配慮ができるのはいいことだと思います。
主人公は男女から選択でき、名前も自由に決められますがデフォルトでは大石義孝という名前になっています。
しかし最初だけではなくストーリーを進める度、新しいクエストに挑む度にいちいちDLが入ってくるのは非常に煩わしいですね。
クリア済みの曜日クエストに再挑戦したときにも未フォローのサポート借りたらDL入ったので、おそらく自軍に新キャラ増えたときもDL入ります。
これだとwifi環境のない出先や移動中にプレイするのはちょっと厳しいので一括ダウンロードできるようにするとか、どうにか対策考えてほしいもんですね。容量とんでもないことになりそうですけど。
※オプションよく見てたら一括ダウンロードありました(800MBくらい)
ただ、これだけDLさせられるだけあって内容はめちゃくちゃ豪華です。
フルボイスとはいかないまでもキャラクターには声がついているし、歌も流れるし、ストーリーでは要所でアニメーションが入ってきたり、3Dモデルも表情がよく動いたりして「ああこれをDLさせられてんのか」っていう納得感はあります。
だから記事タイトルでも書いたようにスマホで出すんじゃなくてCSで出してくれって思ったんですよね。それくらいクオリティは高いと思います。
ストーリーの世界観は旧作のサクラ大戦シリーズから続く架空の年号「太正」を引き継いだものになっていますが、太正100年を迎えてサクラ大戦4からは84年、新サクラ大戦からも71年経った世界になっているので今のところ旧作のキャラは一切登場していません。どうせガチャに何人か入ってるだろって思ってたんですが、ほんとに一人もいません。確認できた限りだと札(装備)のイラストにも過去キャラはいませんでした。
唯一光武っぽい量子甲冑がちょっとだけ登場したくらいですね。それも過去の遺産みたいな扱いですぐにドレスへと変わってしまいました。
というわけでほとんど過去作はストーリー的にはほぼ無関係ですが、地続きの世界ではあるのでかつての技術や帝国華撃団の活躍は伝わっています。
例えるなら『超時空要塞マクロス』と『マクロスΔ』みたいな関係ですかね。
なのでシリーズを知っている人にとってはたまに懐かしさを感じられる部分があり、全く知らない人は何の違和感もなく遊べるといういい案配になっています。
全く過去キャラを出さないのは意外でしたが、新キャラにもストーリーを読んでいくときちんと魅力があるのでこれはこれで良かったと思います。まあどうせ後々イベントとかやって出てくるとは思いますけど。
そしてストーリーのおおまかなあらすじは、
太正84年(16年前)に起きた災害によって帝都は壊滅、蒸気を使った文明も廃れてしまったが、首相吉良の手腕により見事復興。
吉良は「ミライ」と名付けた新エネルギーを利用して日本を復興させたが、降鬼と呼ばれる新たな敵によって平和が脅かされてしまう。
そしてかつての帝国華撃団・花組と同じように歌劇と華撃で日本の平和を守るのが大帝國華撃団B.L.A.C.K.とそのトップスタァである統星プラナです。
主人公は、この大帝國華撃団B.L.A.C.Kの新隊長に任命され、吉良からテロリスト・咲良なでしこの捕縛を命じられます。
が、主人公はなでしこから
“「ミライ」の源は人間の生命力であり、「降鬼」の正体は生命力を抜かれて変異してしまった元人間だった”
という衝撃的な事実を知らされます。
そしてなでしこによって、帝都のはるか南の孤島・青ヶ島へと逃がされた主人公は、『咲良しの』たちと共にかつての帝国華撃団を復活させ人々を守るため、日本各地を回る戦いの旅を始めます。
わかりやすく簡単に例えると
「ミライ」が魔晄エネルギーで
大帝國華撃団B.L.A.C.K(吉良首相側)が神羅カンパニーで
帝国華撃団(主人公側)がアバランチです。
ゲームのストーリーをゲームで例えるのってあんまよくないとは思いますが、構図的にイメージがぴったりでした。
ただプラナたちB.L.A.C.K.のメンバーは、吉良に騙され真相を知らずに純粋な気持ちで戦っているので悪者ってわけではないです。簡単には和解できなさそうですが。
ちなみに、主人公が真実をしったタイミングで吉良を信じるかなでしこを信じるかっていう選択肢が出るんですが
吉良を信じると無限に選びなおさせられて先に進めないらしいです。
まあこれ選べちゃったら物語の根幹から変わっちゃいますからね。じゃあこんな選択肢出すなよって気もしますが。
でもこれがスマホゲーじゃなくてPS4とかで出てたら、ここで分岐して2つのルートで遊べるみたいなことができて面白かったんじゃないかなって思うんですよね。まあ言っても仕方ないですけど。
そして本作のメインヒロインの『咲良しの』ですが、リリース前は正直「なんかぱっとしないなぁ」って思っていましたが実際にゲームで見るところころと表情が変わって予想外にかわいいです。
これは新サクラ大戦でも似た感覚ありましたね。こればっかりは切り抜いたスクショだけで判断するんじゃなくてストーリーの流れもあわせて実際に体感してほしい部分です。
そして主人公も、今作では実際に戦うことはできないまでもちゃんと活躍します。
ストーリーでは生身で少女たちの盾となり、戦闘パートでも特殊なスキルで支援を行えます。
ここ完全にFGO
さらにシリーズでおなじみの選択肢も健在です。
違う選択肢選んでたらどうなってたのかってのが、セーブ/ロードのないスマホゲーだと見返せないのは残念ですね。というか普通にストーリーの読み返し機能はほしいです。
そのへんは今後のアプデに期待ですね。
ひとまずはそんな感じです。
現状かなり楽しめているので、これからも継続してプレイしていきたいと思います!
以上!
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